らむど夢幻 Lamdo Mugen

マオ・ラムド/アニメーター 大橋学のミニブログ

風のように ー《超、はーどデイな1日》その(1)

風のように ー《超、はーどデイな1日》

 

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その(1)

 昨日の魔ぉうは超はーどでーいな日となりました 何故かと言えば昼のイベント(下北沢、風のようにのゲスト)に出るためには朝起きて午前中に動かないと間に合わないので、(いつも起きるのは8割が午後、夕方に朝食も多い)

 

取った行動は目覚まし3台を8時にセットし(寝たのは朝5時台)横になったは良いが目覚ましよりも早く起きて寝たのかどうかも判らない(笑)

あとこの日から歯が痛くてどうしょう?だったが

出かけるついでに痛み止めを購入しバス中で飲んだ、(これで何とかなった)

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 さあそして下北沢までは順調について(30分前)喫茶店に寄る計画だったが短い時間で500円は勿体無いのでコンビニコーヒー(100円)で一服としゃれ込むw

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何と日射しの強いこと、まるで風のようにの空みたいな青と白い雲です

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前から見たこと有る人が歩いてきた、(ほせいさん)え、あっ?とあいさつしてると(ここから10ふんの所に居るんですよ、下北のイベントは助かる、あ、もう時間ですからお先に〜)と如何にも慣れたイベント達人のほせいさんでありました(^ ^) 

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12時ころ、トリウッドまで行くと監督の本多さん、野口さん、プロデューサーの豊永さんと合流したので、ここには打ち合わせする場が無いのでどこか(居酒屋か)喫茶店へ、と、(何だ〜〜喫茶店行くなら100円コーヒーも要らなかったなーw)魔っ、いっか?笑

 

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ちょっと古ぼけた味の有る喫茶店だったが(そこで打ち合わせと言うより殆んどサインを描いていたが、)あっと言う間に上映が終わる時間だ、イベントにGO‼︎である!)
小さなトリウッドなのだスクリーン側のドアから会場入りした、や!子供たちが真ん前にいるじゃないの?

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そして見まわすと知った顔カオかおでは有り魔ぉうせんか〜〜!あ、学校の生徒さんも!(書ききれないので省略します)
ありがとうございますね〜、今回のイベント(と言っても僅か30分)では何か目玉をとチヨとジョーの色紙をプレゼント(のつもりだった)を描いたのだけど1人の人が独占して持つよりも会場に飾って貰えた方が沢山の人に見てもらえると判断して壁のミニギャラリーに飾らせていただきましたので是非映画館まで足を運んで(ついでながら見てくださいね〜)

 

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それで代わりに今までの本とポストカード(計5点)全サイン入りを用意した。(じゃんけんて盛り上がりますね〜、皆真剣に成るから、特に目の前に居た女の子2人、すっくと変化しじゃんけんし残り2人になった所で敗れたのだが、優しい勝者がジェスチャーで(その子にあげてください)と言ってくれたのでパラパラを渡しました(変わってくれた大人さんにはマオ絵ポストカードを)
渡したときにはすごく嬉しそうで、良かった。

あと雲と少年が、何と学校の元教え子に当たり(そんなことが有るんですね〜〜w)

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イベントは好評のうちに終了、

 

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打ち上げ兼ねて近くの餃子のお店にほぼ残ってた会場のファンも入れてそうぜい10人で行きました。

 

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さてこうして【風のように】は下北沢のトリウッドで7/9よりロードショー公開されました。ちばてつや 至極の名作がアニメで蘇る (ぜひご覧ください)

エクラアニマル制作 (自主作品なのです)

*毎週末はトークイベント付き

 

f:id:MaoLamdo:20160712000625j:image  チヨ(むずかしいょー)


本当に早いイベントだったのでとりあえずみんなとは別れ、下北をぶらぶらし(煙草の吸える店を探す)

良い喫茶店見つけてやっとひと息ついた。

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(いんすたぐらむに投稿)

 

補足 ちょい出し忘れました。今回イベントに持参したのは 昭和40年7月1日に発行された ちばてつや【ユキの太陽】(1)です。

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昭和40年と言えば(39年に15才で動画の会社に入ったので)16才です、自分のお給料でこれを買ったのですね〜(けなげな感じw)会場でも話したのですがコレは一巻しか無いので永遠に続きは見れません(買えば有るが心情的にこの気持ちは途切れて良いのだ)結局16才時は(原画になって)レインボー戦隊ロビンで忙しく本屋に行けなかった。それが理由だが、このちばてつやさんの作品は"少女漫画"と言うのもあったかな?当時はまだ劇画好きの名残りもあったが、思えば ちば作品は漫画にも属さないし、かと言って劇画でもない、何となくその間のような世界だと思う。
(少女のりりんとした美しさはこの世にいないがゆえ?にすばらしい)

憧れの作家で有ったのだな、とこの本を見るとそれが思い出された。

 


さて、折角出たのに時間がまだ余る、夜は阿佐ヶ谷と決まってるのだが(ユジクのセシウムと少女を見る)

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 間の時間があり過ぎる、

調べてるうちにそうだあそこに行こうと決めた。

ーその(2)に つづくー

記録2016-7/11大橋学(MAO)

 

「ハーモニーという世界」の楽屋うらから

「ハーモニーという世界」の楽屋うらから


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確かな記憶の片すみで(埋もれてしまうには偲びがたし)大切なイベントの一つには間違いないので緊急ながらブログを書いてみます。


『ハーモニーという世界 ~アニメが名画になる瞬間~』


 
開催日:11月14日(土) 18時開場/19時開演

開催場所:阿佐ヶ谷ロフトA
     東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1
ご登壇者:大橋  学 氏
     椛島義夫 氏
     小林七郎
     野口征恒 氏(日本一の「ジョー」マニア/第二部のみ)
     氷川竜介 氏(アニメ特撮研究家)
     ※五十音順
司会:菊地 氏(リワークス)
     
2015年 阿佐ヶ谷LOFTA 11月14日 Pm19:00〜

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登壇者(五十音順) ←と言うより流れから言うと(ハーモニー本での宝島のイラストを描いた関係で菊池さんとジュンさん、伊藤郁子さん、とお茶会でこのイベント案が生まれた経緯が有った)大橋学が真っ先に決定していたのだった。

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次にガンバの 椛島義夫氏:夢弦館主宰 の参加が決定し。

その次に出演依頼をされてたのが数々の出崎作品の美術監督を担当された
小林七郎氏。と 
言わずもがな 出崎 統+(ゴールデンコンビ)の杉野明夫氏、でした。

御二方とも無理だろう?と思っていましたよ、七郎さんは大変ビッグな大御所、なので参加は有り得ない?←はずでした。

方や杉野さんも(当然ながら有り得ない)←だってね〜、話も苦手だろうけれどそんな時間が有ればボクは描いてますよ。って言われそうだし そう思うものw 魔ぁ出たとしたら奇跡だろうね〜(真面目に出演はゼッタイナイ笑)

◎そして更に出演を受けてくれた方がお二方が参加して下さりました。

アニメと特撮研究家と言えばこの方。ナビゲーターとして 氷川竜介さん。
(TV出演多くまた出崎演出については大変詳しい方だと思う)

そしてシークレットとして「あしたのジョー」ならこの人!の野口正恒さん。第2部からジョーを資料と共に語ってくださいました。

◉まあ大橋としては出崎作品に近い御二方 七郎さんと椛島さんが出て下さったことにホントに感謝します。
☆椛島さんにとっては何と初のトークイベントでしたから!。


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一部分再現追加: 最初の登壇しゃの皆さんのお話し(順番通りに)



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大橋学(談)


えー、あ、どうも、大橋学です。(拍手) え、イチアニメーターですが まー、えーアニメーターの上にさ迷いってのが付いて、(会場笑)さ魔よい50年のアニメーターです。(会場笑)
え、ちょっとハーモニーについてチョットだけ話してイイですかね?
えーとね、出崎さんからは直接ハーモニーでお願いしますとは1度も言われたことはナイんですね、えー、それで出崎さんは初期に貸本屋のまんが(劇画)を描いてた時代の話はブログでも書いたんですが‥あの、映像を止める前はスロモーションでしょ?スロモーションって言うのはアニメーションでイチバン表現しにくいんで、じっさい「スローで」又は「O・L動画で」でお願いします。と言われるんですがあまり上手く行かないんですよね。で、それならば やっぱり止めた方が良いだろう、て、そのへんからね、止め、止め絵、描き絵、て言う感じになって行ったと思うんです。

だから、あの、ハーモニーと言う洒落たことばは一切無かったです
過去の作品では、コブラ辺りかな〜、あの辺から(ハーモニーと)付いたような気がします。
なので、ハーモニーってそのものを検索すると色んな(それ以外のも)
ハーモニーが出て来ちゃうので、出崎ハーモニーって、=イコールには成らないんですね

それなので あの〜、出崎さんの気持ちとしては(スタッフ全員に)「これに挑戦して来いや」と(特に)作画の人にも言ってるような気がするので えー、チャレンジ・ハーモニーと感じで、頭に何か付くんじゃないか!?と思っています。

魔、そんなところです。(会場拍手)



椛島義夫 (談)



あの〜ガンバのシジン(詩人)です‥ (笑いが起こる)
あのー 実を言うと‥あのシジンは 最終話でぇ 亡くしてしまう○○←:(注:バン、版?少し不明あり)も合ったんですが やっぱり僕が言ったんですけど、出崎さんに「死だけでそれはドラマなんだよ」と言われ却下されまして‥ここまで歳を取ってしまいました。
今日は、なんか…こう言うところ出るの初めてなんでアノこのあとヨロしくおねがいします。(拍手)



小林七郎 (談)



小林七郎です。
えー実は髪の毛残ってますがもう83に成ります、はっはっはっ(会場どよめきの拍手)
あの〜現役を引退してやっと自分の絵の世界と言うか、勝手な日々をやってます。え〜出崎統さんとの出会いでもって私はやっぱりアニメーションとの関わり(関わわった事)の意味を1番 高められたかな、と思います。
詰まり彼は表現者なんです、本当の意味での、
あの〜説明的な、とか、人を安心させる、こう共感をただ引き出せる だけではなく強く自己主張を、自分の思い、とかを これを強く出そうと言う意識が非常に強いと思います。
え〜、ですから、
特に、、彼の頭の中には(主に置いてたのは)心理描写だと思うんです。
(目に)見えないもの、心、気持ち、そして雰囲気、そういう見えない世界を具現化しようと、そのためには写真的な説明的な絵じゃ駄目だ!と言うのが彼の念頭に有ったと思うんです。

常に表現的な デフォルメ、誇張ですね、そして 時間やら全てをえー歪めてく、変更して行く、ん!(納得するようにうなづき)

私の1番好きなのは(元祖)天才バカボンの劇画の回です(会場からおーと言う笑が)
この中でヤクザが押売りが来る、(会場笑)あーれは 秀逸だと思います!勿論ガンバでも他にも冴えた見せ方は有ったんですが 私は アレ(劇画バカボン)がイチバンだと思います。(拍手)
はーい。
え、てなことで非常にやり甲斐の有る経験をさせて頂いたと言う
彼に対する尊敬の念を今でも持っております。(大拍手)



氷川竜介 (談)



アニメ、特撮研究家の氷川竜介です。
えーほんとに出崎監督の作品にはものすごい深い感銘を受けていまして、
ま、あのー、えーとちょっとしたエッセー、論文等などを書かせていただいてます。え〜菊池さんからハーモニー画集が出ると聞いた時 ホントびっくりしたんですよー。本当に30・40年単位で一回とかおぼろげに出来たらイイな、と 思ってたので、
ま、 出版不況と言うご時世に果敢にも挑戦して、凄いなと答えたら「それじゃあ解説を書いて下さい」と言われ、(会場笑)(その縁で)
そういう流れなら断われなくてこの会場に参加することになったのです。(会場笑)

まー、七郎さんのおっしゃるように(出崎さんは)観客に挑戦して来る、挑みかかって来る「俺はこう思うが、お前はどうなんだ!」と言う姿勢の作品が多い。ー略→(今はハーモニーの手法であるセルが
無い、と説明し)ー  今日は逆に皆さんからハーモニーについてお聞きしたいと思っています。宜しくお願いします。(会場から拍手)




会場の始まり第一部は「ガンバの冒険」のエンディングからでした。

*椛島さんにー 近藤さんが描かれたとか?、の問いに

「(これは確か芝山さんがレイアウトを描き、そこにロットリングでペンを入れたのが近藤さんです)  僕は関わってはいないです。)」と、

話はどんどん盛り上がって行きますが、トークの再現は‥ぜったいにムリですw  


*杉野さんから絵とサイン入り本が届いたのでびっくりのハプニングが有り、

急遽 出さない予定だった「宝島」の大橋学版の色紙を出すことにした。

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(これが大変近い人に当たり、これも又びっくりでした笑)


また途中で椛島さんの自分のやった(ガンバ26話)の感想が聞けたのにはびっくりです💦 

おぼろげながらにも再録して見ます。


「あのね…大橋くんのやった(描いた)カットでいっちばん覚えてるのは、最終話でノロイ が海から出て来るところ… アレは、、もうぶっ飛ぶくらいの 迫力ありました!、や、‥今だに覚えています。」

椛さん、どうもありがとうございました!又
昔のようにオオハシ君ても呼んでくれたのも又嬉し〜です^ - ^


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宝島の話。

第二部。あしたのジョー2の話。と話は野口さんを交えどんどんと行きますが…



*とは言ってもね、DVD記録映像はいただいたものの見ると珠玉な言葉が有りすぎて
再現するには本当に困難と知りました。(だから再現はあきらめました)

◎それでも少しでも伝えたいと思った有るなにか?が有ったからでした。


トークの終わり頃に自分が話している間か終えた時にか
瞬間のほんの数秒だけ“感極まった瞬間"が起こりました、

あと二秒もコレが長引いたらきっと泣いたな…(と思った)

ほんの数秒かん心とたましいが浮遊したのか?

いやいやほんとに出崎さんが居たのでは?そうなのでは?

在り得ることとは思いますがコレ不思議な体験感覚でした。

DVDを再生して見て 何処でそれが起こったのか、が 良く分かりました。

恥ずかしくも有るので自分のことばを探している時にそれは起こった。
と、だけ言っておきます。

それぞれのラストメッセージだけ見ながら再録をしたのでそんなコトが有りましたか?の軽い気持ちで読んで下されば とても幸いです。


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ー 三人のメッセージさいろく より ー


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ハーモニーという世界




小林七郎さん終りの談話より


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「やっぱり魅力の追求だと思う。余りにも既成の知識や映像やらが蔓延っしちゃってて
本当にゼロになることが如何に難しいか?つまりゼロから何かを発するそこに唯一の魅力と言うか唯一の魅力と言うか クリエイトの本質の出場所がそこに有ると思います。
あのー、手が勝手に描くとか自然にこうなっちゃうという?そういうものの作り方、意識が邪魔をします、知識が邪魔をします。色んなことと比較して安心したがる自分がいます。それとはもっと切り離れた未知への挑戦と言うか、大げさですが。ま、これが出崎精神なんですよ。
是非、出崎作品を通してクリエイトすることの本質に目を向けていただきたい。そして人間わざ、手わざの魅力、その時しか出来なかった、その時にしか出来ないハプニングと言うか、そこにリアリティが存在する訳です。
そういうもので勝負したいですね。アニメ映像もそうなってほしい。と思います。」


toco toco ep. 17  さんより 小林七郎さんの散歩



椛島義夫さん。終りの談話より


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「え〜と、あの〜、この歳でまだアニメを描いてるんですけど、えーとね なんで描けてるかって言うと、、ガンバって言う作品に参加出来たからだと思っています。
いまだにガンバガンバって、ホントにこれしか無いってみたいに、
ホントはもっと他のも描いてるんですけどやっぱりね…(場内に爆笑がおこる)
ほれで出崎さんにものすごく感謝したいのは やっぱりもの凄く(ガンバの冒険は)ボクのピンポイントになってるってこと。(出崎さんに)1番に教わったのは何か?って言うと
キャラの作り方です。で、ボクはそれまでオリジナルのキャラを作る時はフォルムから入ってました。で、先ずフォルムをトレスしてそれからある程度自分の中でそしゃくしてそれからキャラを起こしていく。
ただ出崎さんから言われたのはキャラを作る時は【印象から入りなさい】て言われました。
例えば怖いキャラなら何が怖いのか?目が怖いのか?爪が怖いのか?
だからキャラを作る時は やっぱり可愛いキャラだったら 何処を可愛くすれば良いのか?何処を強調したら(キャラは)浮いて来るんだろう、立って来るんだろう、て
言うふうに、だからそう言う意味では
ものすごく出崎さんには感謝しています。今日はありがとうございました。」




大橋学。終りの終りに


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「あ、えーとですね、今日は出崎さんのことじゃなくて、一つ二つ言いたいことが言えなかったので最後に、アーティストの作画のアレでね‥、今回のテーマは?ハーモニーという世界」〜名画になる瞬間〜でしたっけ?で、え〜と
作画に関しての表現で、もうこれで良し!、という瞬間が有るんですよね、えー 最後に自分で「筆を置く」と言うことなんですけど。それはアニメーションの原画もそうですし 1まいの絵を描くって言うのもそうなんですが 最後に「これでよっし!」と言う瞬間が有るんですよね。
で、アニメーションの場合は原画の最後の1まいを描いて、シートを付け終えてシートを閉じる直前に「もうこれでよっし!」て自分で決定する瞬間があるんですよね。
で、今の業界はまーあの〜、その後、二重、三重とチェックが入りますけど本当は自分がこれでよっして最後のシートを終えたら(その後は)いっさい直して欲しくないんですよね。
で、1まいの絵は同様に 、アニメーションのようにチェックは無いんですけど、
もう最後に一筆も描くことは出来ないな、と言う最後のこれでイイと言う瞬間が有るんですよね。えー、作画関係者の人には通じる話だと思いますけれど‥
そうですね‥
色んな意味で小林七郎さんの出崎さんに対する想いと言うのは凄く共感して判るんですけど、同じように あの〜色んな意味で 確かに 「コンちくしょう!」という思いもあるけど 良い試練を与えてもらえたな、て言うふうに 作品を通じてやっぱり 「前の繰り返しはしないでしょ?て言われ、確かに今度はなんだ?明日はどっちだ!」ではないですが、そんな感じでね‥ホント明日のその前に「今日はどっちだ!」なんですけどね そういう感じで えー、(出崎さんに関わることで)問題提起は有るけれどそれはそれで、
自分が受け応えられて最後に自分がこれでよっし!と言う瞬間が最後に閉じることが出来れば、ホントはもうそれで‥だいたい通じるんですよね、ん、やったな!と言う 以心伝心ではないですがその瞬間が必ず来るので、
そういう総合的なチャレンジする関係同志をハーモニーと言うならば認めたいと思いますが、単純な1まいの止めをハーモニーと言うならあまり理解出来ないな、と言うのが今日の感想です。
で、言いたいことは言えなかったですけど、椛島さんと杉野さんは調べると同じ歳生まれなんですよね?だから 多分学年も一緒で、現在お二人ともバリバリで(現役で)描いていらっしゃるので、えー、 六歳 先輩なんですよね、だから見本として有り難いです。
今日は御二方ありがとうございました!。
陰ながら出崎さんが「良し良し!」て言ってるかは分かんないです「何言ってんだ!」て言ってるかも、判らないですが 間接的にそんな出崎さんが居るような気がします。
あと参加できなかった杉野さんも 今だ熱い思いを継続して持っていると思います。

そんなところです

今日は みなさん ありがとうございました!」


toco toco ep.23 さんより大橋学散歩



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氷川竜介さんの言葉


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ほんとにあっという間の時間で、ほんとにレジェンドの方々と出崎さんの話が出来てほんとに楽しかったです。
会場の皆さんも楽しくしていただいたと思います。
今日はありがとうございました!


野口さんの言葉

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「すいません僕なんか、この空間に一緒に居ることが出来、大変幸せでした!
皆さん ありがとうございました!」

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*登壇者全員 会場から盛大な熱い拍手で退場。


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主催の菊池さんより 「再びこのイベントが有るかも知れないです、またその時は宜しくお願いします。今日はありがとうございました!」


ー ハーモニーという世界のイベント 閉幕 ー


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アニメーターの 伊藤郁子さんから

イベントの感想をいただきましたので少し抜粋してご紹介


大橋学さま
「ハーモニーという世界」大興奮の一夜でしたが、まさかのメンバー揃いに、
まさかの貴重過ぎるトーク盛り沢山、メールでは語りきれない特別な、奇跡的なイベントでした。
あの場に居れた事を心から好運に思います。

本当に本当に素晴らしい夜でした。遅れて前に座られた方の座高が高く、学さんがほとんど見えなかった事以外は…(>_<。)。

*(笑)ありがとうございました。伊藤郁子さま。



資料映像提供↓tocotoco TVのアンさま
“@tocotocotv 2015年をありがとうございました。新しい2016年もtocotocoし魔すように☆


練馬アニメーションサイトさんより「ハーモニーという世界」のブログが有りました
宜しければこちらもご覧ください。


阿佐ヶ谷LOFTA 
2015-11/14 

記録日 2015-12/31 MAO (大橋学)
補足2016-1/5 :加筆するかも、しないかも?(出来たらですけどね^^;)


plus:付け加えたあとがき


小林七郎さんはとにかくスゴイ熱かった!(常に闘うこと也と‼︎)


椛島さんは………シ、シジンでした!(初トークお疲れさまでした)

とにかく言葉では言い尽くせないけどもハーモニーイベント

それは「ことばの宝石箱」みたいでした!


イベントに感謝です!


最後に

ハーモニーとは?


「動画と背景がハモライズすることですよ。」と小林七郎さんの纏めも有りました。
そっか〜〜(笑)

大橋から七郎さんにもひとつ(ハーモニー手法を受け継いだのは○鹿さんですか?)て七郎さんに(誘導しつつ)聞いたらば
「彼は綺麗すぎて、むしろ○谷君かな○○○」だそうです(⌒-⌒; )w
おー!コレハヒミツだったのかな……💦

追加記録: 2016ー1/15  大橋学 (MAO)






☆ダブル・ハーモニー( 2 ) a2015-秋☆ 「瞬間の美しさを残しておきたい」出崎統

☆ダブル・ハーモニー( 2 ) a2015-秋☆

「瞬間の美しさを残しておきたい」出崎統



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【ハーモニーという世界〜アニメが名画になる瞬間〜】



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この夏に発売されたばかりの(トムス関連のスポ根展もあった)セルと背景(着色)を重ねたものを
「ハーモニー」と呼ぶんですね、サブタイトルが又 絶妙にイイです!

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〜アニメが名画になる瞬間〜 こうなると本当に名画集と言えます。



この本の企画を長いこと温めていた菊○さんから夏の前?に連絡をいただき
と有る喫茶店で打ち合わせ(この時絵を頼まれハーモニーについても話す)6/3池袋にて

その時にはすでに小林七郎さんと何と!杉野(昭夫)さんの絵が出来ていたのでした!
「ご覧になりますか?それとも見ない方が‥」
プレッシャーになるか?の配慮から菊○さんは言って下さったのだが そこまで言われ見ない手はないでしょう?(はい見ます!ぜひ!)

はい、見せていただきましたよー(笑)

まず七郎さんはガンバの冒険の(キャラ付き)1枚絵でした。

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素晴らしいですねずーと描いていないはずのガンバとノロイを描いて仕舞うのだから流石です!

美術監督小林七郎さんは元々(ハーモニーと呼ばれる前に)アニメーターでは表現しにくい1枚画、(どちらかと言えばイラスト)を描いていました。
出崎さんもこのカットは何方に振り分けるか?をまだ迷っていて、例えばアニメーターでも絵が描ければ頼みたい場合も有るのだが大抵は断念し
では背景画でイラスト風にと七郎さん宛に頼むことで落ち着くわけです。

まんが世界昔話の「トロイの木馬」 f:id:MaoLamdo:20151027115750j:plain f:id:MaoLamdo:20151027115826j:plain

絵コンテ:出崎統(松戸完かも?作画:大橋学 美術:小林プロ(七郎さん)でご一緒出来た時好きなように絵は作れたのだがハーモニーの振り分けも自分用と七郎さんにと 始めから分けて頼んでしまったサンプルが見本的に有りました。

f:id:MaoLamdo:20151027113514j:plain ←L/Oだけ大橋、後は小林七郎さんが全イラストとして表現

f:id:MaoLamdo:20151027113422j:plain ←これがハーモニーで(本当の意味の合作)

↑これを見ると七郎さんが何にどんな色を付けたかが良く分かります。
(多分セル上に塗り、同じ昔話のにんぎょ姫のときにセルにカラーインクで着彩したら七郎さん曰く「誰かがやらないと行けない、と思ってました」と、セルの平坦さには(推測ですが)納得が行かなかったのでは?そうそれを思い出しました)

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↑厳密に言うと描き絵(これは線も色も大橋学):セル無し

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そんなプロセスがハーモニーと呼ばれる前に有りました。


何故にハーモニー?出崎さんのその前の前のルーツを辿れば

映画や貸本時代の劇画家(必ずしも出崎さんは劇画に拘りは無かったと思う只発表の場が貸本漫画の世界だったのだ)←1959〜60(高1年15歳〜貸本界で新人賞デビュー):小学校から憧れてのは手塚治虫さん(この感じはこの時代共通か?杉野さんも同様に)*作風は拳銃を持った男のスピードアクション(らしい?同じく憧れが有ったので良く分かりますw)

その漫画の場合画面は全部絵は止まっているのが当たり前だけどコマ運びの流れの中でスピードで動くシーンと、じっと見せたい画面とが生まれる→それがストップモーション絵になり、(アキラの大友さんの話しでも見せたい絵は描き込む、と言うのを聞いたことが、きっと同んなじ理由からですね)
描き込む絵→と言う事から=「描き絵」(止め絵)が生まれたのだと思う。*歌舞伎のような見栄を切る(止めて見せる場面)も、共通なのかも?
アニメは本来「動く」が基本として在るのに、“止め”で有る。

補足*この辺り東映動画(フルアニメ)とは対極の位置関係は「出崎・杉野コンビ」を含めて虫プロなのだと思う(大橋学はこの何方も憧れの下地が有った)

ちょっと脱線するけど劇画家さいとうたかをさんの初期作品の表紙、裏表紙や扉ページなどの絵は通常(モノクロ)と明らかに描き込みの度合いが違っていたもので、(色も2色と4色で今で言えばイラスト風)その描き込み方って愛好家的な読者は凄くわかるんですよ(自分がそうでしたから 笑)


そのプロセスの延長線上に有るハーモニーとは?

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*枚数を制限を受けて編み出した手法なのか?の問いに
出崎「まったくそれは考えてなかった」
【人間の一瞬の表情、瞬間の美しさや 強烈な印象を残したいとの欲求からスロモーションをせんじつめた結果として発想した】出典:Wikipedia




ー☕️こうひぃぶれいく ー

劇場版 あしたのジョー2/OP








( 2 ) b


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菊○さんから「杉野さんの絵も宝島ですよ」とお聞きしてたのは
絵を頼まれたときに「大橋さんは何を?」と聞かれ即座に(タカラジマにしますよ)と完全にダブってしまい不味いのかな?とも思ったが菊○さん
「問題はありません」と。
うん、杉野さんがジョーを描くなら判るけど自分が出しゃばる訳にも行かないしやっぱり描くならこれしか無いし(笑)


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某日(9/2) : 吉祥寺 ゼノン

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ハーモニーという世界 の本が出来上がり

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とある日の吉祥寺カフェで菊○さんとJunさん。それに伊○郁子さん、の四人でハーモニー親睦のお茶会が有りました。

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郁子さんがポロっと漏らした言葉に(大橋さんの絵はハードだったのですね?
わたし逆だと思ってました。(それは)杉野さんがハードで大橋さんがやさしい絵で 全くの反対でした)と。

その話が的を得てたので思い出したことが‥

杉野さんはオールマイティに違いは無いが根はハードではないと思う
それは自分の(渚 マオ名義 79,)本を差し上げたときの第一声が
【淋しい!‥淋し 過ぎるよ!】←(半分怒ってるのかな?笑)
だったから一瞬ドキリとしたのは自分のある面を見抜かれた気がしたのと
(後で理解したのは)淋しいを解る人は本当は淋しいのではないか?
そう思ったのは間違いなく、事実は違うよと杉野さんは否定するかも知れないけれどね、そう言う意味では2人は共通したのかな、って思っています。

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あと、チラッと(出崎さんも)みな父親の存在が不在(見本がない?)そんな少年男は見えない兄や父を無意識に求めて行くのももし有りや?ナンテ思う‥)のも感じたりします。(良くも悪くも見本無き人生は切り拓くしか無いのだと‥)

杉野昭夫さんの宝島の絵は(オールキャストで)凄い!あ〜、やっぱり繊細さ
溢れてて優しい絵だと思うのだ、


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アレからギリギリまで宝島の絵は描かなかったが、出崎さんにOP頼まれたその原点に戻って頼まれたイラスト絵はなんとか出来上がりました。7/7

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発案した菊○さんに最上に喜んでもらえたので満足しています。

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7/8 :大泉学園シュベールにて宝島をお渡し☆

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きっかけを下さりましてありがとうございました!
元々のシルバーは力石がモデルだそう‥それならコレは大橋学の“リキイシ”ってことにしてw


そしてその九月のお茶会の中で、何気に出たひとこと

「ハーモニーをイベントにしちゃったら?」←言ったの誰だぃw?

おーお〜!?それが ホントになっちゃったの〜?!


ここ迄紆余曲折は有ったと思いますがひとまずイベントが通ったことが良かったです。

そして大きなゲストにあのガンバの冒険(キャラデザ&作監)で有る
椛島義夫さんが決まったことですね!(ビックリヒットでしょう?殆んど出ない人ですから)
補足*椛島さんは東映動画時代の大橋の先輩ですが別な年代を通り出崎さんと遭遇したのでした(その辺りを)話せると良いですね‥椛島さんと杉野さんも同様に出会ったことなど)

大橋学もイベントに結局は出ることになりました、前回のトークにて(もう出ない)と言ってしまいましたからそれを撤回致します(笑)💦

必要とされるなら喜んで参りますので 
11月14日の阿佐ヶ谷ロフトAのイベントをよろしくお願いします!

そして皆さんもお楽しみに 遊びに来てくださ〜い。


2015ー10/27  大橋学( MAO )


付 : 宝島/出崎 統インタビュー(外国語版)*貸し本時代、上手い人(杉野さん)や、出崎さんの真髄が随所に‥ハーモニーについても語っています。↓



ー お詫びのあとがき ー

あ〜!後半の文章実は(一行消すつもりが)手違いで書いた全データがスポーンと消えてしまいました!
ナンテコッタ!それで全くの何も無いので新たに書き直しました(苦労するな〜(~_~;)💧)
その内
再現出来ないのが2つ3つ‥確か椛島さんと杉野さんの始まりの辺りを書いたのでしたが、
下に↓尻切れとんぼみたいに1つが残りましたのでおまけとして付けておきます。
(下書きはちゃんと取らないとね駄目だよ!参った参った…;^_^A)


補足*マッドとトムスの融合第一作は「ジャングル黑べえ」*1973・3〜9(全31回)それが椛島+杉野 両作画監督で初遭遇、もちろん出崎さんのトムスでの監督作(これが後々ガンバに繋がる)

おまけ:大橋は途中でマッドを辞めたので最初の方のみ(2人の作監は引き続いてエースになるのだが、)

後で出崎さんから最初のエースは大橋さんにもやって欲しかった。と言われとても恐縮していました、(アニメ界から逃げました はい、根がいい加減なので‥)


ー追記 ー
○ゲストさんである氷川さんとは始めてなのかな?(TVに出られて居るのは知っています)
宜しくさまです!当日を楽しみにしております。(大橋学)

○あ、前の日は学校だよ!寝不足に注意‥だょ!
(当日は自作本もアトリエクラウドから用意して貰います。サイン入りますか?ん たぶん‥w)↓

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ー お知らせ ー
『ハーモニーという世界 ~アニメが名画になる瞬間~』の刊行を記念して‥

【出演】
椛島義夫氏(アニメーター)、大橋 学氏(アニメーター)
氷川竜介(アニメ・特撮研究家) ほか
イベント/阿佐ヶ谷ロフトA

11月14日(土曜) 18:00 入場 19:00スタート〜


【お知らせ】:追加情報*急遽決定しました↓


なれあいという訳に行かない “小林七郎さんの登壇”決定!
椛島さんといいこれで“出崎統”ハーモニー(融合)という瞬間に
立ち会える世界(舞台)と成りました。阿佐谷ロフトA 14日


(当日まで目が離せない‥まだ何か起こるのかも?!)


@ateliercloudmu: 11月14日(土)阿佐ヶ谷ロフトAにて開催の「ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間~」を語る、待望のトークイベントに大橋学が参加することが決定しました!現在前売り券発売中です! アニメーター大橋学公式サイト  http://www.maocloud.net/ 





☆W・「ハーモニー」( 1 ) ☆2015 秋

☆W・「ハーモニー」( 1 ) ☆2015 秋



今回のブログはダブルに重なった「ハーモニー」について、を書いてみます。


一つは出崎統さんの手法の一つ「ハーモニー」(セルと背画による合体をハーモニーと名付けた。)ばかりを集めた画集がこの夏(8/22)に刊行された「ハーモニーという世界:〜アニメが名画になる瞬間〜」のこと

もう一つは2015年11月13日から公開のアニメーション映画「ハーモニー」のこと
:監督 なかむらたかし+マイケルアリアス(W監督*実質は絵コンテはたかしさんなのでマイクさんはCGとそれ以外の効果なのかな?)

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たまたまその**「ハーモニー」と「ハーモニー」のダブルタイトルの時期が重なっていて紛らわしいのですが、その両方に一応の関わりが有るので 話せる範囲でちょい話しておこうかな‥?と言うことですが好意的に語れるか?は分かりません
でも 素直に話すしか無いもんね〜
“ことば”という世界は無理すると必ずほころびを生むもの、ツマリ1回嘘をついたが最後またその嘘の為にまたウソの上積みをしないとならない!←こんなケイケンは有りませんか?
夫婦関係や親子関係、友人間の間でもきっと有り得ますよね?
ナンテ前置きを書いたら話しやすいと思った(笑)

あ、蛇足ながら死ぬまで嘘を突き通す経験を大橋学は持ってました!その話しを思い出したけどここでは秘めておこーう
(あの世まで隠しておくのだぞwはいはい!)

辞書より→**「ハーモニー」和音。特に協和する音。「美しいーを奏でる」
調和。「絵にーが有る」。
*結構音の方なんですねー、そ言えばポール&スティービー/エボニー&アイボリーを思い出した 
エボニ〜♪あんどぅ・ハー〜モニー〜♪‥
Paul &Stevie ーEboni and Ibory



話しがそれましたね、それでは本題へと入りましょう。


( 1 )

先ずはアニメ映画の「ハーモニー」の方から
**harmonyのみ 監督=なかむらたかしマイケル・アリアス  制作=STUDIO4°C

9月9日。
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雨の中、東宝撮影所にて完成初号試写を観て来たのだけれど、
実は仕事終えたのが今年の1月か2月始めなのでずいぶんと待たされたなー
:最後のカットは馬で1/28UPでした。

あ、ちょい苦情を→年末年始挟んでたからスケジュールの遅れはかなり気にしてたのに制作人の仕事の催促はかなりユルカッタ?何故?何故?振り返るとちっとも急いで無かったじゃん!
催促すると作画が荒れるって思ってるなら?それは間違いだよ、それよりギャラを上げなさいって!笑 

春の公開と言うから勝手に遅れてると言う自分への圧迫感が有ったのよ、そんな思いを持ちながら観てたからスタッフとは温度差はカナリアリ!

作品は(原作:伊藤 計劃)SF三部作の→*虐殺器官。ハーモニー。屍者の帝国
その内の第ニ作と成る一本が*「ハーモニー」正確には<harmony>なので有る、

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でも何で題名がハーモニーなんだろう?(早速のいちゃもんハーモニーが曖昧だし、どうもすんなりいかない日本語でもイイのじゃないの?)


内容の方は(公開前なので)細かくは話せないけど 流石になかむらたかしさんの画面作りはきめ細かくて丁重に作られていましたね、
思ったのはたかしさんは基本はアニメーター出身なので
他のアニメーターに100%(伝えるのは)無理とわかる画面作りはしていない事、

それは担当する原画家が必ずも優秀とは限らないからで、(たかしさん本人が描くようには絵コンテは出来ていないと思う)それなら原画への伝達で出来る表現とは100%で無く最大希望を入れたとしても75%(60%かも?)以上は求められない、となる。

*この話しは出崎さんの(絵コンテ)とも一致してる部分も有りそうー
それはカットをロング、アップ、ストップと分けるのは作画にオール1カットで(カットを分けない長回し作画を)求められないからで(分けて見せるのは)本当は止むに止まれぬ手法な訳で、例えばTVシリーズで黒澤明の人馬合戦シーンを表現するとしたら描き難しだし(予算も無い)出来ない、
それならばと言う理由からアクションカットは1秒や1+12コマ(1秒に満たない12コマ、18コマも有る)を細かく分け連続で繋いで行くことに成る(ストップのことは又後で)


*映画って最初に余裕有れば原画家をイメージして絵コンテを書いても良いのでは?ホルスのヒルダが森やすじさんだったようにね、今は本当に余裕が無いんだね〜、(業界よなんとかしなさい!てねっ💢)

少し話し逸れるけどさ「ちびねこトムの大冒険」てさ意外とコンテ段階で原画家をイメージされた人に原画を担当していただいてるんですよ、知ってました??=チキ(地球)内のメタモルフォーゼは→沖浦氏(のように)


そう映画「ハーモニー」の感想ですが前後の2本を観てないと何とも解りにくいですねー、(ましてSFマニアでもないから)
原作がそうならしょうがないけど何故にそんなにも暗いのでしょうか?
暗いなら暗いでも良いのです〜映画は有る面を切り取ると確かに暗いし‥
(人間はもはや内臓○○までもコントロールされて)←に対抗するには自殺しかナイ!?コントロールしてる筈なのに‥コンピューターも○○と!?

うーんテーマ重いな‥!(アレかな?今のマイナ○バー制もこの前兆に近いのかや‥?)
象徴的な暗示シーンで作品は終わる‥(3部作としては続く)ラストに監督の思い入れは感じる事は出来たのだけど、主役の少女がちょっと怖いかな?

監督自身の気質なんでしょうか?暗さゆえに色っぽさってもっと必要なのでは?そう思うのは物語とは別な興味で映画を観ることは良く有るものなので(実写だと好みの役者、女優が出てれば観たくなるし、あらすじは後回しで関係ない)
*その辺、客を呼ぶためにはアニメは実写より弱いのかもね?

注:大橋学はへそ曲がりなので皆んなが良いと騒ぐのはだいたい見ないですね〜w



*自分の担当シーンはどの辺か→少年兵が馬でやって来てメモの書かれた名刺を受け取るシーンと荷物ロボ?(CG仕上げ)  
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幸いに馬の修正は入れないでと(作監へ)たかしさんからの指示で入らなかったのは嬉しぃんですが、、でもちゃんとやるならば最初から困難と思えるカットを頼まれたかったなー(黒澤流の人馬とかね?いや、そんなシーンは無いのでこれ冗談デス〜笑💦)、だって時間かけて良いのが劇場アニメ映画だもんねー

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(あ、キャラはバキッと直されてましたょ〜w)

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ハーモニー/予告


↑アニメーション映画「ハーモニー」言いたいことを言っていますが(自分の意見はほんの1面にしか過ぎないと思いますから。。)ファンは多いのか?少ないのか?それもわからない
其れでも観客が入らない事には始まらないですよ、できましたなら是非劇場に足を運んでご自分の眼で確かめて観てください。

*たかしさん。マイクさん。この駄文が目に止まったとしたらどうもすいませーん💦
(本当はね、シーンは自分が描きたい処をやるのが能率が1番良いはずなんです、ご参考迄に)

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大橋学(MAO)   >以下{2〕a へ つづく


ー お知らせ ー
もう一つの
『ハーモニーという世界 ~アニメが名画になる瞬間~』の刊行を記念して‥

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【出演】
椛島義夫氏(アニメーター)、大橋 学氏(アニメーター)
氷川竜介(アニメ・特撮研究家) ほか
イベント/阿佐ヶ谷ロフトA

2015-11月14日(土曜) 18:00 入場 19:00スタート〜

@ateliercloudmu: 11月14日(土)阿佐ヶ谷ロフトAにて開催の「ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間~」を語る、待望のトークイベントに大橋学が参加することが決定しました!現在前売り券発売中です! アニメーター大橋学公式サイト   http://www.maocloud.net/ 
 





フジ子・ヘミングを美輪明宏が訪ねる*ことばのすけっち

フジ子・ヘミング美輪明宏が訪ねる

*ことばのすけっち*
(その模様をTV越しにスケッチする 同時にことばもスケッチ)

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涙が出るなんて まだ甘い 私なんか涙も出ない
出つくしちゃって

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目標なんてない
いつひっくり返るか分からないのだから
でも芸が少しでも良くなるように

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音(楽)と言うのは+プラスαアルファじゃない
音を楽しむ、って言うから (美輪)


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ー 60歳を過ぎて火がついたフジ子 ー


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フジ子 ヘミングの16歳の写真の横にいる猫(顔が笑っている) 

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 2007・11・3文化会館 東京芸術劇場 11・16-11・25 ←(その頃のコンサートです)



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フジ子・ヘミング美輪明宏が訪ねる ー⑵




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たそがれが好きなんですよ
特に10月
巴里でも日本でも


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インターネットやってると本当の芸術には出会わない (フジ子)

人の痛みの分からないロボットが増えている (美輪)

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どうだ上手いだろう とピアノを弾くと間違える、
何処に神さまいるのだろう?(フジ子)

謙虚さが一番よね (美輪)


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何でも良いから助けないと神さまに怒られちゃう(フジ子)

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煙草の吸いがらを床に落とせるのがスキ
だからラテン系 

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永遠のいのち と 言うのはすごいことですよね

神さまの 愛は

永遠


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スケッチには記録できなかったがフジ子のピアノに鳩が飛んで来てピアノの上で舞い
音に合わせて「鳩が踊ってくれたのよ」と嬉しそうだった(もちろん写真はない)

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平成18年8月13日に記録



リスト*ラ・カンパネラ / フジ子・ヘミング



*ビデオ録画はしてる暇も無くことばの宝石の一部を記録するに留まった
本当に出逢う(魂の)とはこのことを言うのかも知れないね、例えTV越しで有っても
映画越しで有っても受ける方はその時が来るまでは(怠らずに)研ぎ澄ませていなさい。
そう言われて居るような気持ちに、

たまたま9年前の絵の整理してたらこれを発見!自分の字が読めないので書き起こした笑
為になりました、ありがたや 「本当の弱さを知るならば 強い魂にも成れる」とも言えるけれど、
人生には驕(おご)り高ぶりや 停滞がしやすいので いつも己れの心には清純さを戻すべきだ 

だってこれで良し。なんて無いのだから。

そう自分に戒める ☆ 大橋学(MAO) 

「お詫び」 敬称略をしてしまいましたがお二方、フジ子ヘミングさん、美輪明宏さん、
ごめんなさい、ともにダイスキでーす😉✨

(魔、スキな人はつい呼びすてにしちゃう傾向が有り、ジョン(レノン)とか、レオちゃん(ダ・ヴィンチ)とかね😓 ありゃりゃ 💦笑


15-6/17:追記6/29 了
*本文中の絵は未完成なマオ絵クラッシックより。(無断転載はご遠慮ください):写真 魔ふぉと





日記 「セシウムと少女」2015-4/14 ユジク阿佐谷: 山猫軒

日記  「 セシウムと少女 」2015-4/14 ユジク阿佐谷: 山猫軒


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〜完成披露パーティへ


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場所 : 山猫拳


雨の中ユジク(阿佐谷)に行って見ると「セシウムと少女」の監督の才谷さんと直ぐに顔が合って(あ、今から記者会見やりますからー)と言われてちょっと学校を見学してからパーティへと思っていたけど言われるまま地下のユジクへなだれ込んだ?(紛れ込んだですね 笑)

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司会進行の細谷(隆広)さんの挨拶からー才谷遼監督の舞台挨拶へ(終始笑顔の監督さんです)

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会場にいた人に早速の感想を聞いていたがその場で監督自ら聞いたらば変なことを言えないですよね?
そんな所が新人監督の才谷遼さんらしいと言えば言えてます(笑)
物怖じせず媚もせず映画にまい進した映画処女作こそがこの「セシウムと少女」
と言う映画なのです。

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ー  舞台挨拶の風景から ー

主演のミミちゃん役(17歳) 白波瀬 海来さん。

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学校からそのまま駆けつけて来たようです 制服のままだし笑(まだ高校生なのです)
新人とは思えないくらい物怖じしないでしかも元気いっぱいって感じです!

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プロフィールでは小さい時から水泳をやっていたそうで 今回の映画出演を機に
泳ぎから演技の道へ、そして目指すはアクション女優だそうです。セシウムからアクションへ一体どのように変わるのか(ちょっと楽しみ)

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もう1人の主役かも知れない 
静 役の 金野 美穂さん

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映画の役でも表情がすごく自然でしたが 素顔の美穂さんは笑顔がとてもイイ(少し憂いだ感じが有るのです)思ってたよりも細く 背がお高いんですね〜

宣伝担当の細谷さんが(どんどん写真を撮ってツイッターなどに載せて下さい)
と言うので1番前の特等席にてばちばち撮らせて貰いました(ミーハーです〜)


ミッキー(芸能の神)役の なんきんさん。

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お顔がユニークです〜(失礼💦)本業がイラストレーターと漫画家と言うのに映画の役にはハマってて(キャスティングが上手いのかも)しかも演技が上手です〜 お忙しそうで
急遽駆けつけて来た!と言う事でその後のパーティには‥?



らーさん(雷神)役の長森 雅人さん (右)

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映画の中ではパーマでちりちりヘアーだったけど帽子を被ってたので随分印象は違ってたけど声が大きく通るのは仲代達矢さん主宰の無名塾からと知ってなっとくです。(雷神役はくたびれた神様の役では有るが多分1番くたびれていないで元気いっぱいなのです)


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主演者も巻き込んで

f:id:MaoLamdo:20150423075333j:plain 「UFO❗️」w

楽しいシロクマ踊りでした (でも誰が中に入って居るのかな?‥w)

あーちゃん(ホントの阿修羅)役の : 内田 量子さん は

f:id:MaoLamdo:20150423073841j:plain  ←コチラで〜す

(東映での初号時にてクマの着ぐるみ前で撮らせて貰いました)

山猫軒にて (披露パーティに移動)

更紗さんと一緒に3階の広い方の山猫軒に(関係者がいっぱい!)

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直ぐに姿が見えたのは超が付くほど有名な「久里洋二」さん!(今回の映画の中では鳳(おおとり)のアニメシーンを担当していて、前回にお聞きした(初対面)時には「原発をアニメにするのは難しいですね…」とボソッと話してくれたのですが、

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その次にお会いしたのが小さな学校の最終授業の時にたまたま一緒になり打ち上げおでんパーティに参加させて貰い貴重なお話しも聞けたのでした‥「成功する人は東へ、失敗する人は西へ向かう、北から東京に来ても大体成功しないが国に帰ると成功も有る‥」とか?でも久里洋二さんは概ねジョークが好きなようです、

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セシウムの中のアニメーションはその久里さんが教えた生徒さん(パーティには来れなかったけど学校の校長先生にあたる人形アニメーション指導の眞賀里 文子先生とその生徒さん)たちの作品が多数散りばめられているのです。

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その久里さんに何となく呼ばれてしまったのでお隣に座るのだが‥

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(途中から更紗さんに代わって貰う 笑)

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米寿の久里さんはやっぱり女性が好きなのでした(その方が話し弾むしね〜笑)
*男は幾つになったって女性が好きなのは早い話しエネルギーに成るからと思う
「英雄色を好む」なのです興味が無くなったとしたら多分人間辞めた方がましでしょ〜笑 (魔ぉうの感想です)

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随分と色んな人が来てて才谷監督の顔は本当に広いです‥!

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例えば「この世界の片隅に」の片渕素直監督も‥

東映動画の先輩の森さん、スタジオゼロ時から 鈴木伸一さん‥

特撮の中島さん‥映画界の監督さんたち‥と、殆んどがもう覚えられませ〜ん(≧∇≦)💦


もう1人お名前だけ知っていたアニメDATA?で有名な原口さんが、、
実は、何年か前に家に電話で話した事が有るとの事で(覚えて無くてすいません)
その時は「国松さまのお通りだい」の番長のあのシーンは(担当されたか?)の確認で電話したとのこと、

うーん少しおぼろげに有ったのかも知れない‥

監督が全ての人を紹介しようとしたので 順番に挨拶をすることになってしまった💦

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↑この時に主役の 白波瀬 海来(しらはせかいら)さんにセシウムのポスターから遊びで描いた絵を(良いきかいなので)渡すことが出来たので良かった(ブログの最初の絵です)  :撮影は更紗さん

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う〜んセシウムからアクションのイメージは無いのだけど‥(笑)


他にも色々有ったけど記録はこの位にしておきます。

終始に渡り監督の才谷さんは立ちっぱなしで話されていてパワフルなのが印象的でした。思えば才谷さんてこんなにすごい人だったのか?と改めて思いました。

沢山の成功をしている人なのにわざわざ危険な映画作りにのめり込むのはかって漫画を取るか映画を取るのかどっちなんだ!とその先生でありお師匠さんの永島慎二さんから言われたそうです、

そしてもう1人のお師匠さん?が映画監督の岡本喜八さんなのだそうだが、、結局凄い所はそのどっちも演ってしまおうというコトを演ってしまうトコロなのですよ、
(成功を棒に振るかも?より夢の実を取った所が‥もしかしてミニディズニーなのかな?!w?)

才谷さんの夢は終りではなく始まったばかり。
そう言うお馬鹿さん(失礼さま〜)がいてくれるといい意味でも真似したく成るものなんですね。




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↑散りばめられたアニメーションは多数(全体がエンターテイメント!)

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最後に「セシウムと少女」個人的な感想記 ↓


映画の方は2回ほど試写を見て気に入っては居るのだがどうしてももう一回有料(自腹で)で見てちゃんと確認したいと思っている、(一回では不充分かも知れない)
ストーリーを追うとアニメシーンの楽しさゆえに物語は一旦途切れてそしてまた次なる展開へと移って行くから慣れないと置いて行かれるかも‥(このへんはちびねこトムのジェットコースター的な展開と近いかもだけど内容は全く違います)

印象的なシーンはタイムスリップした阿佐谷の風景

そして病室で北原白秋とかっての少女が窓辺から漏れる夕陽の中で
静かに語りあうー そして美しい映像(この辺がひときわ美しい)*撮影(ベテラン): 加藤 雄大さん

あ、ミミちゃんが気が付いた部屋は雷神の住まい(狭いけど面白い空間)
ムーミンが住んでるような家は丸い壁1面の本の筒のようだ、

この神さまの雷神がー大橋学がお手伝いしたアニメの雷神になる

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(横から登場して来て自分を指す)


ここからの部分(出だしと終りの笑うところ)
北斎の絵が動くその一部分を担当させて貰えたのはとても光栄でした、

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大半は小さな学校の生徒さんが描いたものを見ると言う監修だったけどとても楽しい経験をしたなと思う、思えば大塚康生さんがけがをしたので(大塚さんと北斎のアニメを作ろう、と言うプロジェクトワークだった)
映画の最後のクレジットに才谷遼氏(絵コンテと色ぬり)と大塚康生さんと共に出ていたのは光栄の至りで有りました。補足*大塚さんとの同一仕事は間接的なムーミンとど根性、その位しか無いのです)

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映画「セシウムと少女」オフシャルサイト↓


☆ 才谷 遼 監督の注目の第一作 【セシウムと少女】

2015年4月25日より〜 ユジク阿佐谷で待望の公開!(順次〜公開 )


f:id:MaoLamdo:20150423073010j:plain ←ミミちゃん17歳 (MAO絵)


ユジク阿佐谷での
↓上映のタイムスケジュール  
決定! *4/25(土)12:45の回終了後、出演者の舞台挨拶あり
f:id:MaoLamdo:20150423100839j:plain  ←(セシウムのHpから抜粋:詳しくは最新情報をチェック☆)




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【お知らせ】急なのですが 大橋学はアートアニメーションの先生に一年間関わることに決めました。(四月)から2015年度の授業はスタートします。

どんな生徒さんが居てどんなことを教えるか?と言うよりも一緒にアートアニメーションを学ぶつもりで共に楽しんでいきたいです。
考えてるだけでもワクワクなのですよ。もし興味が有りましたら一緒にアニメパラパラして生き魔しょう〜(*^◯^*) 

*始まっても受け付けは可能との事です。

アートアニメ小さな学校 ↓

*出陣は毎金曜の夕から〜☆

マオ ラムド(大橋学)でした☆

2015ー4/18 :補足 4/23

ちびねこトムの大冒険 15-1/10 トリウッドと夢(覚え書き)

ちびねこトムの大冒険 15-1/10 トリウッドと夢(覚え書き)


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2015年1月10日 下北沢トリウッドと夢トークイベントその⑶

*大橋学の雑感 覚え書きになります(うろ覚えなので参考程度の記録です。)

因みにその⑴は→14-12/14 トムのことを音響監督の斯波重治さんが語るトークイベントでした。
(コチラの内容は克明なブログが発表されていますからチェックしてみてください)


f:id:MaoLamdo:20150116105815j:plain  ←(ツーショット☆斯波さんと大橋です)
何度もお会いして居ると覚えてい下さっていたのでびっくりしました
恥ずかし乍ら初対面ではなかったのでした💦ホントにスイマセン

f:id:MaoLamdo:20150116114053j:plain ←この日聞きてを務めて下さった藤津亮太さんと
(藤津さんとは初対面なのに番外の喫茶店トークに、中村監督のこと話しています)


その⑵は →14-12/28 トムの美術監督である小倉宏昌さんと大橋で聞き役にアニメ監督の北久保弘之さん

f:id:MaoLamdo:20150116110025j:plain ←お久しぶりの小倉さんと‥実はモーパイ以来なのでしたw
(本当はスリーショットですが、北久保氏は写真苦手のようで‥?カット✂️笑 )
*コチラの内容は実は纏められていないのが現状です。どなたか書いてくれませんか〜?


*では改めて今回の その⑶へ ↓

主催 : 下北沢トリウッド、SU企画 合同 【ちびねこトムの大冒険】

16:30の上映を見た方が無料で参加出来るトークイベント
18:15〜17:45 (会場50席で満杯なのに座布団立ち見が出る程の満員になった)

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☆トークの進行には前回に引き続きアニメ監督の北久保弘之氏


ゲスト(入場順に)→ 50年アニメーター 大橋学 

→ オールアニメーター井上俊之

→ アニメ監督「ももへの手紙」 沖浦啓之氏 


因みにこのメンバーの組み合わせは同業の(メールで)伊藤郁子さんから見て
「信じられない!w」だそうです!。
確かに良くぞ集まって下さいました!奇跡だっ(笑)
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ツイートより/@MaoCloud: イベント振り返る/駅に着いてから12分後急ぎ足で行く小さな小屋に定員オーバーの60余人?正直 圧倒されてし魔う!びっくりドッキリ本当はお客さんがスターじゃないの‥?☆一体何を話したろ‥ふむ〜今はふめい也。(本当はお茶会トークが個人的好みだけど〜☕️)*お客さんには感謝雨霰♡w✨

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ここ迄前置きしたが順ぐりに記録をしたのではなく大橋学も出る側の1人だ (ステージと客席との段差は無いけど、写真撮影を禁止されていたのは上映スクリーン、又はゲストの方で) 客席なら撮っても怒られないだろう??と思ったのだが そんな余裕はゼロでした、
たくさんの人撮りたかったよ(笑)その証拠に客席の人は限りなく近いのに 客席の人の顔を見れたのは中ほどの人だけ、
30センチ?に接近した前に居る人の顔は見えないもんですね〜!

満員御礼!熱い視線!凄い凄い熱気!

兎に角この日のトムイベントは別格で異次元空間と化していたのです!


ツイートより/→ それで1番気にしてたのはそのれじぇんど?「たちとの話は面白かったのか?に尽きるがファンの方2名を代表と決めつけw聞いてみました。まずお一人様(満足度ですか?200%です!)もうお一人様→「お話ですか?120%です!」代表と勝手に決めたけど他ツイート見ると満足された率高いのでイベント成功ですね☆井上さん話し過ぎ(笑)

以下→ほとんどトークを終えた番外編です。
(何故だ?ゲストトークを覚えて居ないのは…)誰かのレポートを期待します!


やッ、レポが 有りました!☟

1/10のイベントレポートを記憶力でブログを→( @tatsu2 )書いて下さいました。↓
@tatsu2: ブログ更新。「ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち」下北沢トリウッド トークイベントレポート http://t.co/GTQpGVripT 
(↑ありがとうございま〜す!)


打ち上げ親睦れじぇんど 井上さんのちょっと名言?

大橋 (井上さん描くの早いですよね?)
井上 「いや 僕、速く無いです 皆が遅いだけです!」一同うわ〜と笑う
*解説:ちょっと前の世代は1ヶ月で半パート(TV番組の半分)をやれて1人前、そう言われてたのにこなす前に(作画に拘る人も多く)出来なくなったから「僕は速く無い」と井上さんにはごく普通の理由。

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打ち上げ親睦れじぇんど 沖浦さん。

年齢は勿論自分より若いのだが画歴(アニメ歴)は充分長いので(アニメ歴50年の)
自分と変わりなく思えるのだ、でも2歳に成る愛娘さんが今居ると言う環境は自分と違うな〜と思った(何か描いて)と頼んでみたらスケッチにささっと愛娘の画を描いてくれました。お言葉からはお子さんは1人だけと心なしか決めてる?ように見えたが‥

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トムイベントで訂正出来たこと→大橋学の語録 (井上さん原画を修正されるのは嫌いみたいですと当時トムの制作Nさんが大橋に話してくれた)

自分の絵と修正を交互に見比べ、一体何処が違うのか?と‥井上さんが怒ってた?
この件の訂正=井上さん→「あれ〜僕そんなこと言って無いです話しが‥」伝わった結果 話がオーバーになったようです‥w

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アレ猫じゃないですよね?(沖浦)

どうしてこう言う形にデフォルメされたかを聞かれて、

そうそうボブはブタだしねw(大橋) 説明→三段階のプロセスを通ったから猫は最初から猫だけど、1番目はもっと縫いぐるみのような形でした、(劇場版の)最初は四つ足で走ってたのに物語上人間化され描き易さからあのキャラに落ち着く‥と。


>(トークは)90分持つのかな?と思った(沖浦) 意外に早かった!(井上) 

いや足りないくらいだ(一同)大橋学も→うっ!これで終わって大丈夫か?:質問者の問いに答えられたのは終わってみれば3人だけ‥聞きたくて聞けない人が居るのでは?然し時間に限り有る事なのでコレはこれで、期待はネクスト有れ!ですね。


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番外編/北久保氏以下キタさん→金の鳥はホルスと並べられる作品なのにファンに認知されていない、

(それが凄く残念と‥)東映の人も早くDVD・Blu-rayを出すべき。と有り難きお言葉を‥大橋の補足→実際のその職場にその作品の良さを知る人材が多分居ないのだ(優秀な人材はもっと創作の場に居るだろう)←出ない理由

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キタさんが思うように話を引き出せなくてスイマセン。と言ってましたがとんでもないことです!これだけの面子を呼んでくれたのはキタさんの交友範囲(*名前呼び捨ての話とか)のお陰でした!とても感謝しています。キタさん本当にありがとうございました!


*名前呼び捨て(番外編)→追記補足/北久保氏→大橋さんは名前呼び捨てにする人居ますか?


大橋 →居ないかな?(コレは年上とかこのヤロー、を!超えたもっと近い証のようなものだそう?)*キタさんにとってはこの2人は正に呼び捨て出来る奴(愛すべきこのヤローだと大橋は解釈してみたw



**更に追記/その名前呼び捨て出来る人は居るか?はキタさんの鋭い質問でした。

コレは正にキタさんたちの年代を表している何か?と見た!何故かと言うと同世代にひしめき合う同時代アニメーターに知ってるだけでも森本晃司さん(特別にくんと呼びます)くん、大平さん新井さんもそうかも?耳で思い返すと森本くんは「キタクボー」と言ってた気がするな…⁈



*** 井上さん→君とかさんとか付けるのはめんどくさい!呼び捨てがイイ!

沖浦さん→中村(たかし)さん呼び捨て出来る?
井上→うーやっぱり出来ない (仲間うち笑w)

***(更に番外メモリ)/:あんなぷる時代のMr君の友人である Om君が入って来た、
2人は歳はほぼ同じなのにお互いをさん付けして呼び合う‥
この理由はどうしてか?聞いた事があるような‥? 多分呼びにくいか、又はライバルなんだろうか?。←この事は謎として置き魔すw


****流石に先輩を「呼び捨て」はしないようだが‥先輩に「君」付けする奴が一人居た!オレだよ(笑)

15歳の時に初めて近い人が入って来た(後輩の3歳上の先輩だ!)
学君は嬉しくて歳上を「くん」と呼びましたw コレはかなり後になる迄指摘する人が不在だった。
その後本当の友人になった時に指摘してくれた後輩の先輩 (あのねー、歳上にはさんを付けなくてはイケナイのだよ、、)と歳上のO君が教えてくれたのですが、1度癖になった呼びかたは中々変えられる筈も無い、だから今でも会えば「くん」なんですよ‥💦コラッ!笑



呼び方雑感/ :ここ迄書いてみてハタと気がついたぞ?!

自分意外のトーク出演者の全員が下の名前に【ゆき】が付いてるじゃ無いの!(呼び方合ってますかね?) 北久保氏は→弘之「ゆき」井上氏は→俊之「ゆき」沖浦氏は→啓之「ゆき」何と皆さん 何かの【ゆきサンだ!】

うーん、、コレ案外呼び捨てに出来る要素あるな〜、
だってさ自分と同じ名の【学】くんの人に(まなぶーサン)と言えないモン!
うんコレあるあるですよ(笑)


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あと書き/正直に言って作画について話すプランは大橋学に無いから いささか
戸惑いイベントになったようです。
我が得意分野では関わった人の話(熱さや苦悩や喜びなど)が本領です!

願わくばトムの監督と仲間たち(全員)とその話がしたいです、とは言っても

小分けした形乍ら斯波さん、キタさん、小倉さん、沖浦さん、井上さん、(大きな仲間たち)方々の皆さんのお話も充分ベストトークだったのです!


f:id:MaoLamdo:20150116113541j:plain ←打ち上げ的親睦会 居酒屋にて話のツボが一堂面白し
(あ💦キタさんはここに居ませんからね‥⁈w)



それだけでもトムにとっても中村隆太郎監督にとってもきっと素晴らしく嬉しい集まりだったのだ‥そう信じよう。

*毎回のイベントに中村監督夫人のyurさんが 参加して下さっています、とても有り難いことなのです。
(大橋学)

f:id:MaoLamdo:20150116113700j:plain  ←みんなの寄せ書き
(あ、野口さん、西村さんがトムの絵を描いてくれていました、ありがとう〜!)



2015-1/12:記憶の記録   MAO(大橋学)

 


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付録/ 会場を盛り上げる為に大橋学の本2冊(対のセット有り)をトリウッドにて
販売して頂き、それに付ける形で絵を(殆ど関わったアニメ絵です)
その描いた枚数は現在約50枚描きました(何と原画に値段付けるとすれば定価200円なり⁈w )
嬉しいことに 殆ど飛ぶ様に絵は人手に渡って行き手元には無い、

なのでその大橋学アニメアラカルトコレクションをダイジェストで
お贈りします。以下☟

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ちびねこトムの大冒険が

新しい世界の空に

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けして 夢じゃ無いってことを!

追記 :1/16 大橋学