らむど夢幻 Lamdo Mugen

マオ・ラムド/アニメーター 大橋学のミニブログ

ユジク阿佐谷 凱旋【セシウムと少女】その(3)

(2)からの

ーつづきー


この日のお忙し(1)はお昼から下北沢で「風のように」のゲストトークでの参加でした。

その(2)は四谷三丁目、アートコンプレックスセンターでの「キムラタカヒロさんの25周年記念」の個展に。 


その(3)は ユジク阿佐ヶ谷「セシウムと少女」へ

*世界の其々の映画祭の受賞を受けての凱旋上映です!

この日は才谷監督と白波瀬海来(しらはせかいら)さんの舞台挨拶付き上映です(20:40分くらいから〜)

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いや〜阿佐ヶ谷まで来るのに随分と無駄に電車乗ってしまったなー

(新宿から行けば問題は無かったのに)

つい歩かない便利さから丸の内線で荻窪に直行し、

(南阿佐ヶ谷は通るのだけどそこで降りると又駅までが長いので)


通り過ぎてからまたJRで1駅戻る方が歩かなくて良いだろう、

そんな思いでいたら荻窪に着く直前に眠くなってキタよ〜大丈夫かぁ..

(映画ホントに観れるの〜?)


荻窪のホームに上がったら即電車が来たので だっーと乗りこんだら ナント?

特快に乗ってしまった、アリゃ!阿佐ヶ谷過ぎてまた中野までだよー(゚o゚;;💧→またUターンし

急ぎ阿佐ヶ谷へ

着いたらもう時間がない(喉がからから)コンビニでコーヒーとチーズケーキを買い、

ユジクに直行する、と..?


あ、監督の才谷さんロビーにまだ居ましたよ、


それで(もう上映前のトークは終わりました?)と、聞くと「此れからですよ」と。


ふー〜 間に合った!セーフで〜す!


席に座ると主演の海来さん、監督(才谷さん)ユジクの武井さんが入ってきて始まりです。


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海来さんの元気な姿(夏バージョン)はまぶしいなー☆✨


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新しい映画の出演も決まって撮影でこれから1ヶ月間 北海道に行くとのこと、

今回のミミちゃん役でも主演女優賞ノミネートされて他人ごとながらも嬉しい限りです


急きょ発表された 白波瀬海来さんが出演される「写真甲子園」↓

http://s.ameblo.jp/kai927ra/entry-12183192003.html


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(なんだかんだと言ってもセシウムと少女は応援しているのです)

そして次回の出演作「写真甲子園」も 楽しみです☆



そして今回再び(3,4回目?)見てやっとセシウムと少女の観る見方が判った気がした。

1番シンプルに観れた(幸い寝ないで最後まで)

コレはミミちゃん(白波瀬海来さん)と神様たちのそれぞれのキャラクターの良さに有るな、


前に観た時はアニメシーンはじゃまじゃない?と思えたのもキャラクターをもっと知って貰いたい、

その理由ならば目的は叶ってるし(本編)映像もかなり凝っていて アングルなどは特に面白い絵作り

(撮影:加藤雄大さん)だと更に知ることができた、

(特に白秋が亡くなったシーンとか本当に美しい映像です..)


f:id:MaoLamdo:20160722134521j:plain ←ギッシリ詰まったブックレット
これに一年以上も?かけ、力の入った労作本◎
(コレを読むと どれだけのことを考え取り組んだかが分かる、少なくとも阿佐谷の歴史くらい知れば
映画は3倍くらい楽しくなります)


この映画の楽しみ方を素直に感じられたので帰りぎわにその事を才谷監督に伝えたらとても嬉しそうでした (今日時間有りませんか?)とも言われたのだが

もう夜の11、(あ、今日は有りませ〜ん💦また今度〜〜)と、ご挨拶だけしてユジクの外に、



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いつも煙草屋前(灰皿の有る所)で兎に角一服してから 急いでお家に帰ろう!と思いつ ライターを探してたら無い!あれ〜?どこ行ったのライター〜!


仕方ないので側で青年が一服してたので(すいませ〜ん火を貸してくれませんか?)と尋ねたら、

はいどうぞ、と快く貸してくれたので一服する、


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すると青年が話しかけてキタ(何ですか?)アレは何なのか?と

ユジクのことを聞いてきたのでタップリと(でも無いか?) 


ユジク→  https://yujiku.wordpress.com/   *セシウムと少女は7/29(金)まで。

(スクリーンでは今回が見納めかもしれません)



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一通り説明をすると青年は興味を持ったのか?

映画の看板を見に行った、それを見ながら急ぎ駅に直行すると..

アリゃ!バスが無い、そっか 日曜日か〜〜!こりゃきびしぃなー!


向こうに着いてもやっぱりバスは無いよなぁ〜⁉️


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もっ、しょうがないタクシーで西武線まで直行し、それから電車に乗り継ぎ、


やっとこ駅に着いたが もはや乗り物は全てナッシ〜^^;



直ぐにでも家に帰ってバタンQ〜したいのだけど、タクシー乗るほどのリッチさは無いのだし、


も〜しょうがない歩くぞ〜〜、そんで歩くのを楽しむためにもアイスを買って食べながらでも

歩くぞ〜〜(≧∇≦)


と....😰 1間ほど歩いた(泣き笑)💦



こうして長い超ハードな1日は終わったのでした。


行動の総時間13間半の旅でした、あーちかれた〜〜、足がボボボな感じだ〜〜ぃ!

今日はちゃんと眠れるだろう、


そいでもって今日はとってもはっぴぃだよ、


マイお疲れ魔ぉうさんヾ(@⌒ー⌒@)ノ


歩けばきっと何かに成るさ、

信じようね〜⭕️

(スパゲッティ食らってダウンする)


2016-7/11 

魔ぉうこと大橋学でした、



その後日、アート学校の有る日の前にとある連絡が入り

(1時間ほど早く出かけた )

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こんな場所にお花畑が..?阿佐ヶ谷ふゅーじょんのまだ秘密(でもないw)農園にて、
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とある㊙️話しをしてき魔ぉうした。

ー映画の話しー


(第2作なのか?)

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秋口から始める予定の「作画 魔ぉう塾?」の大まかなプラン作り

の  こうそう

チラ見せ↓w

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などなどを談笑する。


ん、で、かふぇ?とか?ぎゃらりーも〜⁉️


どんだけー〜〜

(て感じw)


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☆途中らぷゅたのゆかりさんがお花を摘みに来たりと(ココは本当に阿佐ヶ谷なのか〜?w

ん、もしかして夢多きたつじんとはこの人のこと言うのかもしれない..(そう思えた)


その未来てきたつじん提唱案

「アートハウス」しすてむ?とは ?

魔ぉうも大いに賛成したいもので 有り魔ぉうした。


楽しい1日が

またぷらすされるって(ちょっとぐらい忙しくても)いいもんです?よね😅💦

どーかな?



すべて思い方しだい、としておきましょー。


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それにしても蚊に刺されて..カイカイ💦

2016年も、あーも〜〜たぁいヘン(笑)



大橋学(MAO) 記録


再編集:7月21日

TAKAHIRO KIMURA展へ その(2)

KIMURA TAKAHIRO 展 2016•7/6-18

ーつづきー その(2)

そして行くことに決めたのはキムラタカヒロさんの(25周年記念の大展覧会)個展へGOーでした!

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場所は四谷三丁目(迷わず行けるかな〜?)幸いに夜8時までやってるので助かる、駅についてから場所を検索です、

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ん?割と正確に示してくれるよ


歩く方に携帯の図の印が付いて来る(珍しいな(笑))や、見えた、

 

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看板がドンピシャリ目に入った、

 

見上げるとクラッシックな(教会のよーな?)アートコンプレックスセンター、

 

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とうちゃく〜*(^o^)/*

 

中に入って見るとすごい空間ギャラリーなのでした、(絵を見る前にトイレ行っとこ)芳名帳に書き入れてると、あ、タカヒロさんの声が聞こえてキタ、

先にご挨拶して(しばしお父さんのことをお聞きしてから)それから ゆっくり絵を拝見させていただく
(見るコースが有るのでどうぞ〜)と、まず始まりから度肝抜かれますけど..w

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すんごい作品群(まさに群群ぐんで感じ)でした、

 

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会場がまたすばらしいなー、お子さんなら走ってしまうかもってくらい 広い!(いやいや、走ってはいけませんよ〜😅💦笑)
順番としては若いタカヒロさんの作品から見ていきましたが
こんなに大量に見るのはもちろん初めてだ、作品のエネルギーには圧倒される、

 

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1つ1つも凄いのだがそれが塊になってるから、集大成エナジーのオーラが醸し出されていましたね

その中でも特にお気に入りは写真を撮らせて頂いた(オール写真オッケーとのこと)じゃんじゃん撮ってください。←(太っ腹なのです)

 

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しばらく見ると年代で変化も見れ、やはり生きるとはそういう事だよな、とひとりで納得する

奥の方のデカイ壁面には総顔面がズラリ並ぶポイントが有る、ちょうどベンチもあり座って見ることにした、

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(ベンチに座って顔面と対峙するようになってるから逆にこちらが見られてるんじゃなかろうか? と 錯覚する)

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タカヒロさんと今度音楽と絵のコラボをされる音楽家の(7/16に開催される ライブペィンティング 木村タカヒロ(絵)+栗コーダーカルテット(音楽)その夏秋さんという方としばらくお話しをした、
なんだか、自分は音楽は聴くだけなので、その音を奏でる人には無条件に憧れちゃう所が有るのですが、絵の話でも何となく通じると言うのはあるもんですね〜、あ、その前に
タカヒロさんとはタイガーマスクの話を少ししたのだが他に絵の話ももう少ししたかったな、


25周年記念の個展として会場の広さもさることながら 素晴らしい展覧会でした☆✨


記念にタカヒロさんと一緒に写真を撮らせていただき魔ぉうした。

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http://www.gallerycomplex.com/schedule/Hall16/kimura_takahiro.html

 

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とても印象的なK Kさんなのでした◎

 

f:id:MaoLamdo:20160715061644j:image  ←木村タカヒロ展は2016-7/18日までの開催です(見応えはばっちりですよ〜^ ^)


さてまた時間も迫ってキタ、1時間後に阿佐ヶ谷に行ってないと間に合わないのでタカヒロさんとご挨拶して再び次の目的地にひたすら駅まで歩く

 

都会は坂の上下や地下の階段など(お年寄りにどうする?ってくらい不親切になってる気がする)ふー、ほんとに良く歩かせられ魔ぉう〜〜す(≧∇≦)💦
歩く歩く
そしてまた歩くなのでした。

 

2016-7/10記録 :再編7/15 大橋学(MAO)
まだまだこの日はーつづくー笑

風のように ー《超、はーどデイな1日》その(1)

風のように ー《超、はーどデイな1日》

 

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その(1)

 昨日の魔ぉうは超はーどでーいな日となりました 何故かと言えば昼のイベント(下北沢、風のようにのゲスト)に出るためには朝起きて午前中に動かないと間に合わないので、(いつも起きるのは8割が午後、夕方に朝食も多い)

 

取った行動は目覚まし3台を8時にセットし(寝たのは朝5時台)横になったは良いが目覚ましよりも早く起きて寝たのかどうかも判らない(笑)

あとこの日から歯が痛くてどうしょう?だったが

出かけるついでに痛み止めを購入しバス中で飲んだ、(これで何とかなった)

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 さあそして下北沢までは順調について(30分前)喫茶店に寄る計画だったが短い時間で500円は勿体無いのでコンビニコーヒー(100円)で一服としゃれ込むw

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何と日射しの強いこと、まるで風のようにの空みたいな青と白い雲です

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前から見たこと有る人が歩いてきた、(ほせいさん)え、あっ?とあいさつしてると(ここから10ふんの所に居るんですよ、下北のイベントは助かる、あ、もう時間ですからお先に〜)と如何にも慣れたイベント達人のほせいさんでありました(^ ^) 

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12時ころ、トリウッドまで行くと監督の本多さん、野口さん、プロデューサーの豊永さんと合流したので、ここには打ち合わせする場が無いのでどこか(居酒屋か)喫茶店へ、と、(何だ〜〜喫茶店行くなら100円コーヒーも要らなかったなーw)魔っ、いっか?笑

 

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ちょっと古ぼけた味の有る喫茶店だったが(そこで打ち合わせと言うより殆んどサインを描いていたが、)あっと言う間に上映が終わる時間だ、イベントにGO‼︎である!)
小さなトリウッドなのだスクリーン側のドアから会場入りした、や!子供たちが真ん前にいるじゃないの?

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そして見まわすと知った顔カオかおでは有り魔ぉうせんか〜〜!あ、学校の生徒さんも!(書ききれないので省略します)
ありがとうございますね〜、今回のイベント(と言っても僅か30分)では何か目玉をとチヨとジョーの色紙をプレゼント(のつもりだった)を描いたのだけど1人の人が独占して持つよりも会場に飾って貰えた方が沢山の人に見てもらえると判断して壁のミニギャラリーに飾らせていただきましたので是非映画館まで足を運んで(ついでながら見てくださいね〜)

 

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それで代わりに今までの本とポストカード(計5点)全サイン入りを用意した。(じゃんけんて盛り上がりますね〜、皆真剣に成るから、特に目の前に居た女の子2人、すっくと変化しじゃんけんし残り2人になった所で敗れたのだが、優しい勝者がジェスチャーで(その子にあげてください)と言ってくれたのでパラパラを渡しました(変わってくれた大人さんにはマオ絵ポストカードを)
渡したときにはすごく嬉しそうで、良かった。

あと雲と少年が、何と学校の元教え子に当たり(そんなことが有るんですね〜〜w)

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イベントは好評のうちに終了、

 

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打ち上げ兼ねて近くの餃子のお店にほぼ残ってた会場のファンも入れてそうぜい10人で行きました。

 

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さてこうして【風のように】は下北沢のトリウッドで7/9よりロードショー公開されました。ちばてつや 至極の名作がアニメで蘇る (ぜひご覧ください)

エクラアニマル制作 (自主作品なのです)

*毎週末はトークイベント付き

 

f:id:MaoLamdo:20160712000625j:image  チヨ(むずかしいょー)


本当に早いイベントだったのでとりあえずみんなとは別れ、下北をぶらぶらし(煙草の吸える店を探す)

良い喫茶店見つけてやっとひと息ついた。

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(いんすたぐらむに投稿)

 

補足 ちょい出し忘れました。今回イベントに持参したのは 昭和40年7月1日に発行された ちばてつや【ユキの太陽】(1)です。

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昭和40年と言えば(39年に15才で動画の会社に入ったので)16才です、自分のお給料でこれを買ったのですね〜(けなげな感じw)会場でも話したのですがコレは一巻しか無いので永遠に続きは見れません(買えば有るが心情的にこの気持ちは途切れて良いのだ)結局16才時は(原画になって)レインボー戦隊ロビンで忙しく本屋に行けなかった。それが理由だが、このちばてつやさんの作品は"少女漫画"と言うのもあったかな?当時はまだ劇画好きの名残りもあったが、思えば ちば作品は漫画にも属さないし、かと言って劇画でもない、何となくその間のような世界だと思う。
(少女のりりんとした美しさはこの世にいないがゆえ?にすばらしい)

憧れの作家で有ったのだな、とこの本を見るとそれが思い出された。

 


さて、折角出たのに時間がまだ余る、夜は阿佐ヶ谷と決まってるのだが(ユジクのセシウムと少女を見る)

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 間の時間があり過ぎる、

調べてるうちにそうだあそこに行こうと決めた。

ーその(2)に つづくー

記録2016-7/11大橋学(MAO)

 

「ハーモニーという世界」の楽屋うらから

「ハーモニーという世界」の楽屋うらから


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確かな記憶の片すみで(埋もれてしまうには偲びがたし)大切なイベントの一つには間違いないので緊急ながらブログを書いてみます。


『ハーモニーという世界 ~アニメが名画になる瞬間~』


 
開催日:11月14日(土) 18時開場/19時開演

開催場所:阿佐ヶ谷ロフトA
     東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1
ご登壇者:大橋  学 氏
     椛島義夫 氏
     小林七郎
     野口征恒 氏(日本一の「ジョー」マニア/第二部のみ)
     氷川竜介 氏(アニメ特撮研究家)
     ※五十音順
司会:菊地 氏(リワークス)
     
2015年 阿佐ヶ谷LOFTA 11月14日 Pm19:00〜

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登壇者(五十音順) ←と言うより流れから言うと(ハーモニー本での宝島のイラストを描いた関係で菊池さんとジュンさん、伊藤郁子さん、とお茶会でこのイベント案が生まれた経緯が有った)大橋学が真っ先に決定していたのだった。

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次にガンバの 椛島義夫氏:夢弦館主宰 の参加が決定し。

その次に出演依頼をされてたのが数々の出崎作品の美術監督を担当された
小林七郎氏。と 
言わずもがな 出崎 統+(ゴールデンコンビ)の杉野明夫氏、でした。

御二方とも無理だろう?と思っていましたよ、七郎さんは大変ビッグな大御所、なので参加は有り得ない?←はずでした。

方や杉野さんも(当然ながら有り得ない)←だってね〜、話も苦手だろうけれどそんな時間が有ればボクは描いてますよ。って言われそうだし そう思うものw 魔ぁ出たとしたら奇跡だろうね〜(真面目に出演はゼッタイナイ笑)

◎そして更に出演を受けてくれた方がお二方が参加して下さりました。

アニメと特撮研究家と言えばこの方。ナビゲーターとして 氷川竜介さん。
(TV出演多くまた出崎演出については大変詳しい方だと思う)

そしてシークレットとして「あしたのジョー」ならこの人!の野口正恒さん。第2部からジョーを資料と共に語ってくださいました。

◉まあ大橋としては出崎作品に近い御二方 七郎さんと椛島さんが出て下さったことにホントに感謝します。
☆椛島さんにとっては何と初のトークイベントでしたから!。


f:id:MaoLamdo:20151231220228j:plain ←楽屋ウラではサイン入りのために三人がリレーしてフル回転でした (笑


一部分再現追加: 最初の登壇しゃの皆さんのお話し(順番通りに)



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大橋学(談)


えー、あ、どうも、大橋学です。(拍手) え、イチアニメーターですが まー、えーアニメーターの上にさ迷いってのが付いて、(会場笑)さ魔よい50年のアニメーターです。(会場笑)
え、ちょっとハーモニーについてチョットだけ話してイイですかね?
えーとね、出崎さんからは直接ハーモニーでお願いしますとは1度も言われたことはナイんですね、えー、それで出崎さんは初期に貸本屋のまんが(劇画)を描いてた時代の話はブログでも書いたんですが‥あの、映像を止める前はスロモーションでしょ?スロモーションって言うのはアニメーションでイチバン表現しにくいんで、じっさい「スローで」又は「O・L動画で」でお願いします。と言われるんですがあまり上手く行かないんですよね。で、それならば やっぱり止めた方が良いだろう、て、そのへんからね、止め、止め絵、描き絵、て言う感じになって行ったと思うんです。

だから、あの、ハーモニーと言う洒落たことばは一切無かったです
過去の作品では、コブラ辺りかな〜、あの辺から(ハーモニーと)付いたような気がします。
なので、ハーモニーってそのものを検索すると色んな(それ以外のも)
ハーモニーが出て来ちゃうので、出崎ハーモニーって、=イコールには成らないんですね

それなので あの〜、出崎さんの気持ちとしては(スタッフ全員に)「これに挑戦して来いや」と(特に)作画の人にも言ってるような気がするので えー、チャレンジ・ハーモニーと感じで、頭に何か付くんじゃないか!?と思っています。

魔、そんなところです。(会場拍手)



椛島義夫 (談)



あの〜ガンバのシジン(詩人)です‥ (笑いが起こる)
あのー 実を言うと‥あのシジンは 最終話でぇ 亡くしてしまう○○←:(注:バン、版?少し不明あり)も合ったんですが やっぱり僕が言ったんですけど、出崎さんに「死だけでそれはドラマなんだよ」と言われ却下されまして‥ここまで歳を取ってしまいました。
今日は、なんか…こう言うところ出るの初めてなんでアノこのあとヨロしくおねがいします。(拍手)



小林七郎 (談)



小林七郎です。
えー実は髪の毛残ってますがもう83に成ります、はっはっはっ(会場どよめきの拍手)
あの〜現役を引退してやっと自分の絵の世界と言うか、勝手な日々をやってます。え〜出崎統さんとの出会いでもって私はやっぱりアニメーションとの関わり(関わわった事)の意味を1番 高められたかな、と思います。
詰まり彼は表現者なんです、本当の意味での、
あの〜説明的な、とか、人を安心させる、こう共感をただ引き出せる だけではなく強く自己主張を、自分の思い、とかを これを強く出そうと言う意識が非常に強いと思います。
え〜、ですから、
特に、、彼の頭の中には(主に置いてたのは)心理描写だと思うんです。
(目に)見えないもの、心、気持ち、そして雰囲気、そういう見えない世界を具現化しようと、そのためには写真的な説明的な絵じゃ駄目だ!と言うのが彼の念頭に有ったと思うんです。

常に表現的な デフォルメ、誇張ですね、そして 時間やら全てをえー歪めてく、変更して行く、ん!(納得するようにうなづき)

私の1番好きなのは(元祖)天才バカボンの劇画の回です(会場からおーと言う笑が)
この中でヤクザが押売りが来る、(会場笑)あーれは 秀逸だと思います!勿論ガンバでも他にも冴えた見せ方は有ったんですが 私は アレ(劇画バカボン)がイチバンだと思います。(拍手)
はーい。
え、てなことで非常にやり甲斐の有る経験をさせて頂いたと言う
彼に対する尊敬の念を今でも持っております。(大拍手)



氷川竜介 (談)



アニメ、特撮研究家の氷川竜介です。
えーほんとに出崎監督の作品にはものすごい深い感銘を受けていまして、
ま、あのー、えーとちょっとしたエッセー、論文等などを書かせていただいてます。え〜菊池さんからハーモニー画集が出ると聞いた時 ホントびっくりしたんですよー。本当に30・40年単位で一回とかおぼろげに出来たらイイな、と 思ってたので、
ま、 出版不況と言うご時世に果敢にも挑戦して、凄いなと答えたら「それじゃあ解説を書いて下さい」と言われ、(会場笑)(その縁で)
そういう流れなら断われなくてこの会場に参加することになったのです。(会場笑)

まー、七郎さんのおっしゃるように(出崎さんは)観客に挑戦して来る、挑みかかって来る「俺はこう思うが、お前はどうなんだ!」と言う姿勢の作品が多い。ー略→(今はハーモニーの手法であるセルが
無い、と説明し)ー  今日は逆に皆さんからハーモニーについてお聞きしたいと思っています。宜しくお願いします。(会場から拍手)




会場の始まり第一部は「ガンバの冒険」のエンディングからでした。

*椛島さんにー 近藤さんが描かれたとか?、の問いに

「(これは確か芝山さんがレイアウトを描き、そこにロットリングでペンを入れたのが近藤さんです)  僕は関わってはいないです。)」と、

話はどんどん盛り上がって行きますが、トークの再現は‥ぜったいにムリですw  


*杉野さんから絵とサイン入り本が届いたのでびっくりのハプニングが有り、

急遽 出さない予定だった「宝島」の大橋学版の色紙を出すことにした。

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(これが大変近い人に当たり、これも又びっくりでした笑)


また途中で椛島さんの自分のやった(ガンバ26話)の感想が聞けたのにはびっくりです💦 

おぼろげながらにも再録して見ます。


「あのね…大橋くんのやった(描いた)カットでいっちばん覚えてるのは、最終話でノロイ が海から出て来るところ… アレは、、もうぶっ飛ぶくらいの 迫力ありました!、や、‥今だに覚えています。」

椛さん、どうもありがとうございました!又
昔のようにオオハシ君ても呼んでくれたのも又嬉し〜です^ - ^


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宝島の話。

第二部。あしたのジョー2の話。と話は野口さんを交えどんどんと行きますが…



*とは言ってもね、DVD記録映像はいただいたものの見ると珠玉な言葉が有りすぎて
再現するには本当に困難と知りました。(だから再現はあきらめました)

◎それでも少しでも伝えたいと思った有るなにか?が有ったからでした。


トークの終わり頃に自分が話している間か終えた時にか
瞬間のほんの数秒だけ“感極まった瞬間"が起こりました、

あと二秒もコレが長引いたらきっと泣いたな…(と思った)

ほんの数秒かん心とたましいが浮遊したのか?

いやいやほんとに出崎さんが居たのでは?そうなのでは?

在り得ることとは思いますがコレ不思議な体験感覚でした。

DVDを再生して見て 何処でそれが起こったのか、が 良く分かりました。

恥ずかしくも有るので自分のことばを探している時にそれは起こった。
と、だけ言っておきます。

それぞれのラストメッセージだけ見ながら再録をしたのでそんなコトが有りましたか?の軽い気持ちで読んで下されば とても幸いです。


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ー 三人のメッセージさいろく より ー


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ハーモニーという世界




小林七郎さん終りの談話より


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「やっぱり魅力の追求だと思う。余りにも既成の知識や映像やらが蔓延っしちゃってて
本当にゼロになることが如何に難しいか?つまりゼロから何かを発するそこに唯一の魅力と言うか唯一の魅力と言うか クリエイトの本質の出場所がそこに有ると思います。
あのー、手が勝手に描くとか自然にこうなっちゃうという?そういうものの作り方、意識が邪魔をします、知識が邪魔をします。色んなことと比較して安心したがる自分がいます。それとはもっと切り離れた未知への挑戦と言うか、大げさですが。ま、これが出崎精神なんですよ。
是非、出崎作品を通してクリエイトすることの本質に目を向けていただきたい。そして人間わざ、手わざの魅力、その時しか出来なかった、その時にしか出来ないハプニングと言うか、そこにリアリティが存在する訳です。
そういうもので勝負したいですね。アニメ映像もそうなってほしい。と思います。」


toco toco ep. 17  さんより 小林七郎さんの散歩



椛島義夫さん。終りの談話より


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「え〜と、あの〜、この歳でまだアニメを描いてるんですけど、えーとね なんで描けてるかって言うと、、ガンバって言う作品に参加出来たからだと思っています。
いまだにガンバガンバって、ホントにこれしか無いってみたいに、
ホントはもっと他のも描いてるんですけどやっぱりね…(場内に爆笑がおこる)
ほれで出崎さんにものすごく感謝したいのは やっぱりもの凄く(ガンバの冒険は)ボクのピンポイントになってるってこと。(出崎さんに)1番に教わったのは何か?って言うと
キャラの作り方です。で、ボクはそれまでオリジナルのキャラを作る時はフォルムから入ってました。で、先ずフォルムをトレスしてそれからある程度自分の中でそしゃくしてそれからキャラを起こしていく。
ただ出崎さんから言われたのはキャラを作る時は【印象から入りなさい】て言われました。
例えば怖いキャラなら何が怖いのか?目が怖いのか?爪が怖いのか?
だからキャラを作る時は やっぱり可愛いキャラだったら 何処を可愛くすれば良いのか?何処を強調したら(キャラは)浮いて来るんだろう、立って来るんだろう、て
言うふうに、だからそう言う意味では
ものすごく出崎さんには感謝しています。今日はありがとうございました。」




大橋学。終りの終りに


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「あ、えーとですね、今日は出崎さんのことじゃなくて、一つ二つ言いたいことが言えなかったので最後に、アーティストの作画のアレでね‥、今回のテーマは?ハーモニーという世界」〜名画になる瞬間〜でしたっけ?で、え〜と
作画に関しての表現で、もうこれで良し!、という瞬間が有るんですよね、えー 最後に自分で「筆を置く」と言うことなんですけど。それはアニメーションの原画もそうですし 1まいの絵を描くって言うのもそうなんですが 最後に「これでよっし!」と言う瞬間が有るんですよね。
で、アニメーションの場合は原画の最後の1まいを描いて、シートを付け終えてシートを閉じる直前に「もうこれでよっし!」て自分で決定する瞬間があるんですよね。
で、今の業界はまーあの〜、その後、二重、三重とチェックが入りますけど本当は自分がこれでよっして最後のシートを終えたら(その後は)いっさい直して欲しくないんですよね。
で、1まいの絵は同様に 、アニメーションのようにチェックは無いんですけど、
もう最後に一筆も描くことは出来ないな、と言う最後のこれでイイと言う瞬間が有るんですよね。えー、作画関係者の人には通じる話だと思いますけれど‥
そうですね‥
色んな意味で小林七郎さんの出崎さんに対する想いと言うのは凄く共感して判るんですけど、同じように あの〜色んな意味で 確かに 「コンちくしょう!」という思いもあるけど 良い試練を与えてもらえたな、て言うふうに 作品を通じてやっぱり 「前の繰り返しはしないでしょ?て言われ、確かに今度はなんだ?明日はどっちだ!」ではないですが、そんな感じでね‥ホント明日のその前に「今日はどっちだ!」なんですけどね そういう感じで えー、(出崎さんに関わることで)問題提起は有るけれどそれはそれで、
自分が受け応えられて最後に自分がこれでよっし!と言う瞬間が最後に閉じることが出来れば、ホントはもうそれで‥だいたい通じるんですよね、ん、やったな!と言う 以心伝心ではないですがその瞬間が必ず来るので、
そういう総合的なチャレンジする関係同志をハーモニーと言うならば認めたいと思いますが、単純な1まいの止めをハーモニーと言うならあまり理解出来ないな、と言うのが今日の感想です。
で、言いたいことは言えなかったですけど、椛島さんと杉野さんは調べると同じ歳生まれなんですよね?だから 多分学年も一緒で、現在お二人ともバリバリで(現役で)描いていらっしゃるので、えー、 六歳 先輩なんですよね、だから見本として有り難いです。
今日は御二方ありがとうございました!。
陰ながら出崎さんが「良し良し!」て言ってるかは分かんないです「何言ってんだ!」て言ってるかも、判らないですが 間接的にそんな出崎さんが居るような気がします。
あと参加できなかった杉野さんも 今だ熱い思いを継続して持っていると思います。

そんなところです

今日は みなさん ありがとうございました!」


toco toco ep.23 さんより大橋学散歩



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氷川竜介さんの言葉


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ほんとにあっという間の時間で、ほんとにレジェンドの方々と出崎さんの話が出来てほんとに楽しかったです。
会場の皆さんも楽しくしていただいたと思います。
今日はありがとうございました!


野口さんの言葉

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「すいません僕なんか、この空間に一緒に居ることが出来、大変幸せでした!
皆さん ありがとうございました!」

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*登壇者全員 会場から盛大な熱い拍手で退場。


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主催の菊池さんより 「再びこのイベントが有るかも知れないです、またその時は宜しくお願いします。今日はありがとうございました!」


ー ハーモニーという世界のイベント 閉幕 ー


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アニメーターの 伊藤郁子さんから

イベントの感想をいただきましたので少し抜粋してご紹介


大橋学さま
「ハーモニーという世界」大興奮の一夜でしたが、まさかのメンバー揃いに、
まさかの貴重過ぎるトーク盛り沢山、メールでは語りきれない特別な、奇跡的なイベントでした。
あの場に居れた事を心から好運に思います。

本当に本当に素晴らしい夜でした。遅れて前に座られた方の座高が高く、学さんがほとんど見えなかった事以外は…(>_<。)。

*(笑)ありがとうございました。伊藤郁子さま。



資料映像提供↓tocotoco TVのアンさま
“@tocotocotv 2015年をありがとうございました。新しい2016年もtocotocoし魔すように☆


練馬アニメーションサイトさんより「ハーモニーという世界」のブログが有りました
宜しければこちらもご覧ください。


阿佐ヶ谷LOFTA 
2015-11/14 

記録日 2015-12/31 MAO (大橋学)
補足2016-1/5 :加筆するかも、しないかも?(出来たらですけどね^^;)


plus:付け加えたあとがき


小林七郎さんはとにかくスゴイ熱かった!(常に闘うこと也と‼︎)


椛島さんは………シ、シジンでした!(初トークお疲れさまでした)

とにかく言葉では言い尽くせないけどもハーモニーイベント

それは「ことばの宝石箱」みたいでした!


イベントに感謝です!


最後に

ハーモニーとは?


「動画と背景がハモライズすることですよ。」と小林七郎さんの纏めも有りました。
そっか〜〜(笑)

大橋から七郎さんにもひとつ(ハーモニー手法を受け継いだのは○鹿さんですか?)て七郎さんに(誘導しつつ)聞いたらば
「彼は綺麗すぎて、むしろ○谷君かな○○○」だそうです(⌒-⌒; )w
おー!コレハヒミツだったのかな……💦

追加記録: 2016ー1/15  大橋学 (MAO)






☆ダブル・ハーモニー( 2 ) a2015-秋☆ 「瞬間の美しさを残しておきたい」出崎統

☆ダブル・ハーモニー( 2 ) a2015-秋☆

「瞬間の美しさを残しておきたい」出崎統



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【ハーモニーという世界〜アニメが名画になる瞬間〜】



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この夏に発売されたばかりの(トムス関連のスポ根展もあった)セルと背景(着色)を重ねたものを
「ハーモニー」と呼ぶんですね、サブタイトルが又 絶妙にイイです!

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〜アニメが名画になる瞬間〜 こうなると本当に名画集と言えます。



この本の企画を長いこと温めていた菊○さんから夏の前?に連絡をいただき
と有る喫茶店で打ち合わせ(この時絵を頼まれハーモニーについても話す)6/3池袋にて

その時にはすでに小林七郎さんと何と!杉野(昭夫)さんの絵が出来ていたのでした!
「ご覧になりますか?それとも見ない方が‥」
プレッシャーになるか?の配慮から菊○さんは言って下さったのだが そこまで言われ見ない手はないでしょう?(はい見ます!ぜひ!)

はい、見せていただきましたよー(笑)

まず七郎さんはガンバの冒険の(キャラ付き)1枚絵でした。

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素晴らしいですねずーと描いていないはずのガンバとノロイを描いて仕舞うのだから流石です!

美術監督小林七郎さんは元々(ハーモニーと呼ばれる前に)アニメーターでは表現しにくい1枚画、(どちらかと言えばイラスト)を描いていました。
出崎さんもこのカットは何方に振り分けるか?をまだ迷っていて、例えばアニメーターでも絵が描ければ頼みたい場合も有るのだが大抵は断念し
では背景画でイラスト風にと七郎さん宛に頼むことで落ち着くわけです。

まんが世界昔話の「トロイの木馬」 f:id:MaoLamdo:20151027115750j:plain f:id:MaoLamdo:20151027115826j:plain

絵コンテ:出崎統(松戸完かも?作画:大橋学 美術:小林プロ(七郎さん)でご一緒出来た時好きなように絵は作れたのだがハーモニーの振り分けも自分用と七郎さんにと 始めから分けて頼んでしまったサンプルが見本的に有りました。

f:id:MaoLamdo:20151027113514j:plain ←L/Oだけ大橋、後は小林七郎さんが全イラストとして表現

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↑これを見ると七郎さんが何にどんな色を付けたかが良く分かります。
(多分セル上に塗り、同じ昔話のにんぎょ姫のときにセルにカラーインクで着彩したら七郎さん曰く「誰かがやらないと行けない、と思ってました」と、セルの平坦さには(推測ですが)納得が行かなかったのでは?そうそれを思い出しました)

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↑厳密に言うと描き絵(これは線も色も大橋学):セル無し

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そんなプロセスがハーモニーと呼ばれる前に有りました。


何故にハーモニー?出崎さんのその前の前のルーツを辿れば

映画や貸本時代の劇画家(必ずしも出崎さんは劇画に拘りは無かったと思う只発表の場が貸本漫画の世界だったのだ)←1959〜60(高1年15歳〜貸本界で新人賞デビュー):小学校から憧れてのは手塚治虫さん(この感じはこの時代共通か?杉野さんも同様に)*作風は拳銃を持った男のスピードアクション(らしい?同じく憧れが有ったので良く分かりますw)

その漫画の場合画面は全部絵は止まっているのが当たり前だけどコマ運びの流れの中でスピードで動くシーンと、じっと見せたい画面とが生まれる→それがストップモーション絵になり、(アキラの大友さんの話しでも見せたい絵は描き込む、と言うのを聞いたことが、きっと同んなじ理由からですね)
描き込む絵→と言う事から=「描き絵」(止め絵)が生まれたのだと思う。*歌舞伎のような見栄を切る(止めて見せる場面)も、共通なのかも?
アニメは本来「動く」が基本として在るのに、“止め”で有る。

補足*この辺り東映動画(フルアニメ)とは対極の位置関係は「出崎・杉野コンビ」を含めて虫プロなのだと思う(大橋学はこの何方も憧れの下地が有った)

ちょっと脱線するけど劇画家さいとうたかをさんの初期作品の表紙、裏表紙や扉ページなどの絵は通常(モノクロ)と明らかに描き込みの度合いが違っていたもので、(色も2色と4色で今で言えばイラスト風)その描き込み方って愛好家的な読者は凄くわかるんですよ(自分がそうでしたから 笑)


そのプロセスの延長線上に有るハーモニーとは?

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*枚数を制限を受けて編み出した手法なのか?の問いに
出崎「まったくそれは考えてなかった」
【人間の一瞬の表情、瞬間の美しさや 強烈な印象を残したいとの欲求からスロモーションをせんじつめた結果として発想した】出典:Wikipedia




ー☕️こうひぃぶれいく ー

劇場版 あしたのジョー2/OP








( 2 ) b


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菊○さんから「杉野さんの絵も宝島ですよ」とお聞きしてたのは
絵を頼まれたときに「大橋さんは何を?」と聞かれ即座に(タカラジマにしますよ)と完全にダブってしまい不味いのかな?とも思ったが菊○さん
「問題はありません」と。
うん、杉野さんがジョーを描くなら判るけど自分が出しゃばる訳にも行かないしやっぱり描くならこれしか無いし(笑)


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某日(9/2) : 吉祥寺 ゼノン

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ハーモニーという世界 の本が出来上がり

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とある日の吉祥寺カフェで菊○さんとJunさん。それに伊○郁子さん、の四人でハーモニー親睦のお茶会が有りました。

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郁子さんがポロっと漏らした言葉に(大橋さんの絵はハードだったのですね?
わたし逆だと思ってました。(それは)杉野さんがハードで大橋さんがやさしい絵で 全くの反対でした)と。

その話が的を得てたので思い出したことが‥

杉野さんはオールマイティに違いは無いが根はハードではないと思う
それは自分の(渚 マオ名義 79,)本を差し上げたときの第一声が
【淋しい!‥淋し 過ぎるよ!】←(半分怒ってるのかな?笑)
だったから一瞬ドキリとしたのは自分のある面を見抜かれた気がしたのと
(後で理解したのは)淋しいを解る人は本当は淋しいのではないか?
そう思ったのは間違いなく、事実は違うよと杉野さんは否定するかも知れないけれどね、そう言う意味では2人は共通したのかな、って思っています。

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あと、チラッと(出崎さんも)みな父親の存在が不在(見本がない?)そんな少年男は見えない兄や父を無意識に求めて行くのももし有りや?ナンテ思う‥)のも感じたりします。(良くも悪くも見本無き人生は切り拓くしか無いのだと‥)

杉野昭夫さんの宝島の絵は(オールキャストで)凄い!あ〜、やっぱり繊細さ
溢れてて優しい絵だと思うのだ、


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アレからギリギリまで宝島の絵は描かなかったが、出崎さんにOP頼まれたその原点に戻って頼まれたイラスト絵はなんとか出来上がりました。7/7

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発案した菊○さんに最上に喜んでもらえたので満足しています。

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7/8 :大泉学園シュベールにて宝島をお渡し☆

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きっかけを下さりましてありがとうございました!
元々のシルバーは力石がモデルだそう‥それならコレは大橋学の“リキイシ”ってことにしてw


そしてその九月のお茶会の中で、何気に出たひとこと

「ハーモニーをイベントにしちゃったら?」←言ったの誰だぃw?

おーお〜!?それが ホントになっちゃったの〜?!


ここ迄紆余曲折は有ったと思いますがひとまずイベントが通ったことが良かったです。

そして大きなゲストにあのガンバの冒険(キャラデザ&作監)で有る
椛島義夫さんが決まったことですね!(ビックリヒットでしょう?殆んど出ない人ですから)
補足*椛島さんは東映動画時代の大橋の先輩ですが別な年代を通り出崎さんと遭遇したのでした(その辺りを)話せると良いですね‥椛島さんと杉野さんも同様に出会ったことなど)

大橋学もイベントに結局は出ることになりました、前回のトークにて(もう出ない)と言ってしまいましたからそれを撤回致します(笑)💦

必要とされるなら喜んで参りますので 
11月14日の阿佐ヶ谷ロフトAのイベントをよろしくお願いします!

そして皆さんもお楽しみに 遊びに来てくださ〜い。


2015ー10/27  大橋学( MAO )


付 : 宝島/出崎 統インタビュー(外国語版)*貸し本時代、上手い人(杉野さん)や、出崎さんの真髄が随所に‥ハーモニーについても語っています。↓



ー お詫びのあとがき ー

あ〜!後半の文章実は(一行消すつもりが)手違いで書いた全データがスポーンと消えてしまいました!
ナンテコッタ!それで全くの何も無いので新たに書き直しました(苦労するな〜(~_~;)💧)
その内
再現出来ないのが2つ3つ‥確か椛島さんと杉野さんの始まりの辺りを書いたのでしたが、
下に↓尻切れとんぼみたいに1つが残りましたのでおまけとして付けておきます。
(下書きはちゃんと取らないとね駄目だよ!参った参った…;^_^A)


補足*マッドとトムスの融合第一作は「ジャングル黑べえ」*1973・3〜9(全31回)それが椛島+杉野 両作画監督で初遭遇、もちろん出崎さんのトムスでの監督作(これが後々ガンバに繋がる)

おまけ:大橋は途中でマッドを辞めたので最初の方のみ(2人の作監は引き続いてエースになるのだが、)

後で出崎さんから最初のエースは大橋さんにもやって欲しかった。と言われとても恐縮していました、(アニメ界から逃げました はい、根がいい加減なので‥)


ー追記 ー
○ゲストさんである氷川さんとは始めてなのかな?(TVに出られて居るのは知っています)
宜しくさまです!当日を楽しみにしております。(大橋学)

○あ、前の日は学校だよ!寝不足に注意‥だょ!
(当日は自作本もアトリエクラウドから用意して貰います。サイン入りますか?ん たぶん‥w)↓

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ー お知らせ ー
『ハーモニーという世界 ~アニメが名画になる瞬間~』の刊行を記念して‥

【出演】
椛島義夫氏(アニメーター)、大橋 学氏(アニメーター)
氷川竜介(アニメ・特撮研究家) ほか
イベント/阿佐ヶ谷ロフトA

11月14日(土曜) 18:00 入場 19:00スタート〜


【お知らせ】:追加情報*急遽決定しました↓


なれあいという訳に行かない “小林七郎さんの登壇”決定!
椛島さんといいこれで“出崎統”ハーモニー(融合)という瞬間に
立ち会える世界(舞台)と成りました。阿佐谷ロフトA 14日


(当日まで目が離せない‥まだ何か起こるのかも?!)


@ateliercloudmu: 11月14日(土)阿佐ヶ谷ロフトAにて開催の「ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間~」を語る、待望のトークイベントに大橋学が参加することが決定しました!現在前売り券発売中です! アニメーター大橋学公式サイト  http://www.maocloud.net/ 





☆W・「ハーモニー」( 1 ) ☆2015 秋

☆W・「ハーモニー」( 1 ) ☆2015 秋



今回のブログはダブルに重なった「ハーモニー」について、を書いてみます。


一つは出崎統さんの手法の一つ「ハーモニー」(セルと背画による合体をハーモニーと名付けた。)ばかりを集めた画集がこの夏(8/22)に刊行された「ハーモニーという世界:〜アニメが名画になる瞬間〜」のこと

もう一つは2015年11月13日から公開のアニメーション映画「ハーモニー」のこと
:監督 なかむらたかし+マイケルアリアス(W監督*実質は絵コンテはたかしさんなのでマイクさんはCGとそれ以外の効果なのかな?)

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たまたまその**「ハーモニー」と「ハーモニー」のダブルタイトルの時期が重なっていて紛らわしいのですが、その両方に一応の関わりが有るので 話せる範囲でちょい話しておこうかな‥?と言うことですが好意的に語れるか?は分かりません
でも 素直に話すしか無いもんね〜
“ことば”という世界は無理すると必ずほころびを生むもの、ツマリ1回嘘をついたが最後またその嘘の為にまたウソの上積みをしないとならない!←こんなケイケンは有りませんか?
夫婦関係や親子関係、友人間の間でもきっと有り得ますよね?
ナンテ前置きを書いたら話しやすいと思った(笑)

あ、蛇足ながら死ぬまで嘘を突き通す経験を大橋学は持ってました!その話しを思い出したけどここでは秘めておこーう
(あの世まで隠しておくのだぞwはいはい!)

辞書より→**「ハーモニー」和音。特に協和する音。「美しいーを奏でる」
調和。「絵にーが有る」。
*結構音の方なんですねー、そ言えばポール&スティービー/エボニー&アイボリーを思い出した 
エボニ〜♪あんどぅ・ハー〜モニー〜♪‥
Paul &Stevie ーEboni and Ibory



話しがそれましたね、それでは本題へと入りましょう。


( 1 )

先ずはアニメ映画の「ハーモニー」の方から
**harmonyのみ 監督=なかむらたかしマイケル・アリアス  制作=STUDIO4°C

9月9日。
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雨の中、東宝撮影所にて完成初号試写を観て来たのだけれど、
実は仕事終えたのが今年の1月か2月始めなのでずいぶんと待たされたなー
:最後のカットは馬で1/28UPでした。

あ、ちょい苦情を→年末年始挟んでたからスケジュールの遅れはかなり気にしてたのに制作人の仕事の催促はかなりユルカッタ?何故?何故?振り返るとちっとも急いで無かったじゃん!
催促すると作画が荒れるって思ってるなら?それは間違いだよ、それよりギャラを上げなさいって!笑 

春の公開と言うから勝手に遅れてると言う自分への圧迫感が有ったのよ、そんな思いを持ちながら観てたからスタッフとは温度差はカナリアリ!

作品は(原作:伊藤 計劃)SF三部作の→*虐殺器官。ハーモニー。屍者の帝国
その内の第ニ作と成る一本が*「ハーモニー」正確には<harmony>なので有る、

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でも何で題名がハーモニーなんだろう?(早速のいちゃもんハーモニーが曖昧だし、どうもすんなりいかない日本語でもイイのじゃないの?)


内容の方は(公開前なので)細かくは話せないけど 流石になかむらたかしさんの画面作りはきめ細かくて丁重に作られていましたね、
思ったのはたかしさんは基本はアニメーター出身なので
他のアニメーターに100%(伝えるのは)無理とわかる画面作りはしていない事、

それは担当する原画家が必ずも優秀とは限らないからで、(たかしさん本人が描くようには絵コンテは出来ていないと思う)それなら原画への伝達で出来る表現とは100%で無く最大希望を入れたとしても75%(60%かも?)以上は求められない、となる。

*この話しは出崎さんの(絵コンテ)とも一致してる部分も有りそうー
それはカットをロング、アップ、ストップと分けるのは作画にオール1カットで(カットを分けない長回し作画を)求められないからで(分けて見せるのは)本当は止むに止まれぬ手法な訳で、例えばTVシリーズで黒澤明の人馬合戦シーンを表現するとしたら描き難しだし(予算も無い)出来ない、
それならばと言う理由からアクションカットは1秒や1+12コマ(1秒に満たない12コマ、18コマも有る)を細かく分け連続で繋いで行くことに成る(ストップのことは又後で)


*映画って最初に余裕有れば原画家をイメージして絵コンテを書いても良いのでは?ホルスのヒルダが森やすじさんだったようにね、今は本当に余裕が無いんだね〜、(業界よなんとかしなさい!てねっ💢)

少し話し逸れるけどさ「ちびねこトムの大冒険」てさ意外とコンテ段階で原画家をイメージされた人に原画を担当していただいてるんですよ、知ってました??=チキ(地球)内のメタモルフォーゼは→沖浦氏(のように)


そう映画「ハーモニー」の感想ですが前後の2本を観てないと何とも解りにくいですねー、(ましてSFマニアでもないから)
原作がそうならしょうがないけど何故にそんなにも暗いのでしょうか?
暗いなら暗いでも良いのです〜映画は有る面を切り取ると確かに暗いし‥
(人間はもはや内臓○○までもコントロールされて)←に対抗するには自殺しかナイ!?コントロールしてる筈なのに‥コンピューターも○○と!?

うーんテーマ重いな‥!(アレかな?今のマイナ○バー制もこの前兆に近いのかや‥?)
象徴的な暗示シーンで作品は終わる‥(3部作としては続く)ラストに監督の思い入れは感じる事は出来たのだけど、主役の少女がちょっと怖いかな?

監督自身の気質なんでしょうか?暗さゆえに色っぽさってもっと必要なのでは?そう思うのは物語とは別な興味で映画を観ることは良く有るものなので(実写だと好みの役者、女優が出てれば観たくなるし、あらすじは後回しで関係ない)
*その辺、客を呼ぶためにはアニメは実写より弱いのかもね?

注:大橋学はへそ曲がりなので皆んなが良いと騒ぐのはだいたい見ないですね〜w



*自分の担当シーンはどの辺か→少年兵が馬でやって来てメモの書かれた名刺を受け取るシーンと荷物ロボ?(CG仕上げ)  
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幸いに馬の修正は入れないでと(作監へ)たかしさんからの指示で入らなかったのは嬉しぃんですが、、でもちゃんとやるならば最初から困難と思えるカットを頼まれたかったなー(黒澤流の人馬とかね?いや、そんなシーンは無いのでこれ冗談デス〜笑💦)、だって時間かけて良いのが劇場アニメ映画だもんねー

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(あ、キャラはバキッと直されてましたょ〜w)

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ハーモニー/予告


↑アニメーション映画「ハーモニー」言いたいことを言っていますが(自分の意見はほんの1面にしか過ぎないと思いますから。。)ファンは多いのか?少ないのか?それもわからない
其れでも観客が入らない事には始まらないですよ、できましたなら是非劇場に足を運んでご自分の眼で確かめて観てください。

*たかしさん。マイクさん。この駄文が目に止まったとしたらどうもすいませーん💦
(本当はね、シーンは自分が描きたい処をやるのが能率が1番良いはずなんです、ご参考迄に)

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大橋学(MAO)   >以下{2〕a へ つづく


ー お知らせ ー
もう一つの
『ハーモニーという世界 ~アニメが名画になる瞬間~』の刊行を記念して‥

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【出演】
椛島義夫氏(アニメーター)、大橋 学氏(アニメーター)
氷川竜介(アニメ・特撮研究家) ほか
イベント/阿佐ヶ谷ロフトA

2015-11月14日(土曜) 18:00 入場 19:00スタート〜

@ateliercloudmu: 11月14日(土)阿佐ヶ谷ロフトAにて開催の「ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間~」を語る、待望のトークイベントに大橋学が参加することが決定しました!現在前売り券発売中です! アニメーター大橋学公式サイト   http://www.maocloud.net/ 
 





フジ子・ヘミングを美輪明宏が訪ねる*ことばのすけっち

フジ子・ヘミング美輪明宏が訪ねる

*ことばのすけっち*
(その模様をTV越しにスケッチする 同時にことばもスケッチ)

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涙が出るなんて まだ甘い 私なんか涙も出ない
出つくしちゃって

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目標なんてない
いつひっくり返るか分からないのだから
でも芸が少しでも良くなるように

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音(楽)と言うのは+プラスαアルファじゃない
音を楽しむ、って言うから (美輪)


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ー 60歳を過ぎて火がついたフジ子 ー


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フジ子 ヘミングの16歳の写真の横にいる猫(顔が笑っている) 

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 2007・11・3文化会館 東京芸術劇場 11・16-11・25 ←(その頃のコンサートです)



f:id:MaoLamdo:20150628042117j:plain  ←たそがれ少女 (MAO)



フジ子・ヘミング美輪明宏が訪ねる ー⑵




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たそがれが好きなんですよ
特に10月
巴里でも日本でも


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インターネットやってると本当の芸術には出会わない (フジ子)

人の痛みの分からないロボットが増えている (美輪)

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どうだ上手いだろう とピアノを弾くと間違える、
何処に神さまいるのだろう?(フジ子)

謙虚さが一番よね (美輪)


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何でも良いから助けないと神さまに怒られちゃう(フジ子)

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煙草の吸いがらを床に落とせるのがスキ
だからラテン系 

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永遠のいのち と 言うのはすごいことですよね

神さまの 愛は

永遠


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スケッチには記録できなかったがフジ子のピアノに鳩が飛んで来てピアノの上で舞い
音に合わせて「鳩が踊ってくれたのよ」と嬉しそうだった(もちろん写真はない)

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平成18年8月13日に記録



リスト*ラ・カンパネラ / フジ子・ヘミング



*ビデオ録画はしてる暇も無くことばの宝石の一部を記録するに留まった
本当に出逢う(魂の)とはこのことを言うのかも知れないね、例えTV越しで有っても
映画越しで有っても受ける方はその時が来るまでは(怠らずに)研ぎ澄ませていなさい。
そう言われて居るような気持ちに、

たまたま9年前の絵の整理してたらこれを発見!自分の字が読めないので書き起こした笑
為になりました、ありがたや 「本当の弱さを知るならば 強い魂にも成れる」とも言えるけれど、
人生には驕(おご)り高ぶりや 停滞がしやすいので いつも己れの心には清純さを戻すべきだ 

だってこれで良し。なんて無いのだから。

そう自分に戒める ☆ 大橋学(MAO) 

「お詫び」 敬称略をしてしまいましたがお二方、フジ子ヘミングさん、美輪明宏さん、
ごめんなさい、ともにダイスキでーす😉✨

(魔、スキな人はつい呼びすてにしちゃう傾向が有り、ジョン(レノン)とか、レオちゃん(ダ・ヴィンチ)とかね😓 ありゃりゃ 💦笑


15-6/17:追記6/29 了
*本文中の絵は未完成なマオ絵クラッシックより。(無断転載はご遠慮ください):写真 魔ふぉと