らむど夢幻 Lamdo Mugen

マオ・ラムド/アニメーター 大橋学のミニブログ

2012年再び入院編・記録 パート1

Mao Cloudブログより過去記事を移動しました:アトリエCLOUD

 

引き続き、次女のsyo-chanが父に代わりまして日記をupします。

回想録が続いてましたが、だいぶリアルタイムに追いついて参りました。

以下、再入院した父の病室日記です。

 

 

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手術後2ヶ月を過ぎて、心の油断があったのかな・・・

それは突然の下腹部の痛み!

マンガ的表現にすると、〝ズンッ!〟 時間は深夜。

(30分もすれば良くなるだろう・・・とにかくベッドに横になろう・・・

休めばきっと良くなるさ!!)

でも朝になってもまったく良くなる気配はなかった。

波打つように強弱が有るだけ・・

家族のみんなには正直に伝えにくかった。

又あの時と同じにしたくない!でも相当に痛い!怖い!そして弱い!・・・

今までの胃と、何か違う! ・・・

わからないまま、たまに眠り・・

最初の痛みから16時間たった夕方過ぎ、syo-chanが仕事から帰ってきた!!

(途中で「無事!?」というメールが有った時は救われたもん。

もし、これがなかったら孤独死って感じだよね・・・!)

 

そして生まれて初めて救急車のサイレンの音を車の中から聞き・・

以前手術をした同じ病院へひたすら走ってくれました。

 

お世話になったのに隊員さん達にお礼が言えないままになり申し訳ない気持ちですー。

でも、この場合はやむを得ずですね、ごめんなさいー。

 

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注:再現写真

 

それほど下腹部の痛みのほうが勝っていました。

急患を見てくれているのは初めて見る女医さん。

「こういう事では手術の可能性も0%ではない!(無いとは言えない)」 と・・・・

もうある程度覚悟しないとダメかも・・・。

その日できる検査をやり尽くし 、 二度と戻りたくなかったあの慌ただしいA病院に再入院が決定。

時間は・・23時過ぎ。

そして・・・暗い廊下をベッドごと運ばれて行き、

(前にいた病室?あるいは個室なの? )

わからないまま1日目が始まりました。 ・・・

 

4月4日。 4月5日。

目覚めると・・前とは似ているが反対側の4人部屋だった。

 

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見覚えのある、天井

 

昨日はなかなか眠れなかった・・・。

朝から目まぐるしく検査は続く・・・ 息がはあはあする・・・

今の状態は果たして・・・良くわからない・・・・

院長先生の話 ―

「水洗トイレに手拭いやハンカチは詰まらないでしょうー。でも手術した胃に、

春菊やえのき、こんにゃくをよく噛まないで飲み込んだら詰まるでしょう!

それが良くない!(腸の中で絡まる)

いずれにしても炎症を起こしているので様子を見ましょうー」と。 ・・・

 

病名は『腸閉塞』

 

腸の中で、食べ物?が詰まってしまったようだ。

午後にはお尻に・・・!ものすごいイヤな検査をした!!

 

4月6日。

昨日の午後のアレ(?)から急によく下からも出るようになった。

鼻からも管を入れ、上と下両方から腸の異物を引っ張りっこしてる感じです。

(人によっては気持ち悪くて吐くコトも有るらしい)

院長先生の話―

「昨日の痛みが1メートルなら今どの位?」

と、ウマイこと聞くなーと思いつつも、まごついて答えた。

「さ、30センチくらい?デスー。」

「じゃあ様子を見ましょうかー。」と。

もう一人、担当医のF先生にも「大丈夫ですか?」と聞かれるが

「はい!大丈夫です!」と、答えてしまった。

でもまだ息は、はあはあしていた・・・

 

 

痛みが気になるので看護師さんに痛み止めをお願いする。

「今、すると夜は出せませんよ?」

 

そ、そんなことより今が大事だー!!

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...つづく