2012年回想録・退院編
Mao Cloud ブログより過去記事を移動しました。：アトリエCLOUD
2012年 2月15日。術後14日目。
再びN病院に戻ってきました。しかも同じ病室403号室。
窓側から入り口側とベッドの場所は違えども、
タイムスリップしているような感じ・・・・。
いや、これは確実に退院のために自分で選択した道です。
ここで静かに気持ちを整理させ、確かに歩んで行けるように・・・。
2月16日。
院内、院外を散歩。懐かしい。
午前中は小野ジンが来てくれる。 ビデオカメラを回して独特の映像を撮ってくれた。
帰りの車内からも撮っていました。
午後は自作の絵本画集の再販のためにISOさん。もろもろ資料を持って来てくれる。
熱心さには頭が下がります。
引き続きお願いして、自宅で打ち合わせの約束をする。
その後大事な人たちに転院の知らせメールを送る。
2月17日。
A総合病院に予定通りにいたとしたら今日は退院の日。
あの殺伐とした場所からいきなり自宅に戻ってしまったとしたら、 また元のハードな
生活になり過ぎるな、と感じていた。
だからこそのN病院なのだ（何も無いのが良い所）。
早朝にオサムさんよりメールあり。
晴れたら駅から歩いて行きます、MORIMOTOさんたちは車で行くみたいです、と。
今日は賑やかな日になりそうだ。
昼食後トイレから戻ると、廊下のソファーに座って手をふってる人がいる。
誰かと思いきや東映時代の友人（先輩）MUKAさんじゃないの！
大変だから来なくていいですよと、言っといたのに・・・。
会えるのを楽しみにしていたこと、この病気は経験有るから正直つらいな・・・
と言ってくれる。
農家さんのビッグな生卵を持ってきてくれる。
退院後ありがたく頂きます！
そこににぎやかに3人、オサムさんとMORIMOTO夫妻が来てくれる。
色々と心配してくれていたのは解っていました。
こちらが元気だと確信が持てるまで待った感じなのかもね。
まるで漫才のような元気なみんなを見て心底励まして頂いた気がします。
本当に今日は有り難うー。
2月18日。
いよいよ最後の1日だね。 良い天気。
どんな日になるか・・・噛みしめて行きましょう。
午前中は病院で必要な用事があるので娘のsyo-chanに来てもらい、 トントンと用事は進んで無事終了。
此れからの食生活の注意事項などを学ぶ。
退院後もゆっくり焦らずやれば半年後には限りなく普通の人の胃になれる。
決して出来ないことではない。
これは大きな希望になります。
午後に電話があり入院前に仕事で一緒だったKADさんが来てくれた。
［たまゆら］が最後まで関われずに残念な思いも有った。
気になる人が訪ねて来てくれたのは嬉しかった。
病気のコトをひとしきり話し、そして此れからの仕事も又関わってもらえるならありが
たい、と言って貰える。
いつかのために動画机の席はそのままに置いて貰えることになった。
さて本当にホントに今日こそ病院の最後の夜です。あしたは・・・。
2月19日、日曜日。
まるで新しい年を迎えるように気持ちの良い朝がやってきました・・・。
今日、この日は病院で迎えた67回目の特別な朝になります・・・。
AM.7:45。
パンの朝食、キライなブロッコリーサラダも美味しい。
AM.9:00。
あったかタオルで身体拭き、いつの間にか4人部屋も一人になっていた。
窓辺に椅子を置き日光浴。ぽかぽかだねー。
AM.10：00。
軽いおやつ（胃が小さくなったので小分けに食べます、1日に6食）
大好きなプッチンプリンだ。
PM.12：00。
病院の最後の食事、お赤飯のお粥には驚いた！
たまたまなのか？ それとも特別なのか？と聞いてみた。
（退院の時にはそうするのが決まりなんだそう）
どちらにしても嬉しい、驚きです、やったね！
そして
PM.1：15～
お世話になった親しい人に簡単なあいさつを済ませて病院を後に、
娘と来てくれた友人夫妻と共に・・・。
今日はとっても良い天気なので歩いての退院です。
自宅の有る我が家まで・・・1歩2歩3歩・・・と。。。
☆心配や応援をして下さったみなさまへ。
☆ 簡単ですがこれにてお礼の挨拶に変えさせてください。
こうして本日・・・まおさんこと大橋 学は元気に退院をしました！！
本当にありがとう！！
時間はかかりますが必ずや近い内に又復活をします。
大橋 学、2月19日
最良の日なり。
