ガンバリーナ!【ガンバー】第二章?
☆ぷろろーぐ
君はガクシャの顔を見たか?
これがそう↓(爆笑?失礼でごわすわw)
エンジンを止めてメタメタ~
こんな表現も・・うが〜っ!?
ガンバリーナ!【ガンバー】?
こりずに…ー 第二章 ?ー
*前回と重複/ハーモニーとは?
注*(線で描いたセルと美術色彩の合体が一般的)
*長すぎる大きさのハーモニーの一枚目
*真ん中に用紙のつなぎ目、見えますか?
☆2話に入る前に1話の芝山さんの素晴らしい設定を紹介出来なかったので、↓ご紹介。
*この複雑な船の動力源!
(これこそ設定のチカラそのもの!)
☆芝山設定は=ガンバの世界をもっと拡げる“橋渡し人”だと思う。
#2 ガンバ、船で大暴れ
メモ/1
一話の美術&設定に目が行ってたのに比べ、今度は動きに目を奪われた、(後でチェックしたら川尻さん、他マッドの面々でした、どうーりで動いてるや~ )
↑
*動きのデフォルメ オモシロ
↓
話しはほとんど船の中、一話でブックだった所はセルの動き、又は止めになって変化が、?
セルの表現
*止めなので BOOKでも可能 使い分けは気分なのかも・・?
☆ 前半川尻さんか?後半は(ノロイがイメージで出てくる辺り動きチョット弱いかも?
*3Kで上下にブレながら上昇する感じがパカパカして 逆にオモシロイ‥
*改めてこの辺のノロイの(作画)シーンを見ると固まっていないのか?全体的に細くて 可愛い?と、思うのは自分だけかな~?
*心なしかタッチ控えめ…?
画面はおドロロしい〜恐怖なのだが…。
いや~自分のは次かなー全然覚えてないや~。観るのは怖いよ、時間が経過すると評論家見たいな気がする。可笑しいな~(笑)
*出崎劇場は必ず、STOPモーションで次週へ。(連載漫画のように)次が待ち遠しくなる‥だねw
メモ/2
出崎さんの演出。(と、言うより絵コンテと言う方が馴染み易いので以下コンテにします)
やっぱり貸本の劇画から出発しているので、動画から→原画と順どうりに経験しているにしても、劇画的画面の= コマ割り的なコンテだとつくづく思う・・。
もし・・大作の劇場作を予算10倍にするから と言われても あの止め絵ハーモニー&パンの連打は無くすことは(多分)しない!‥と 思う。
アレが(コレこそ・・)
“出崎コンテ劇場”なんだぁ~と、ね。
もうひとつ細くコンテの事言うと大変なカット(ぞろぞろとモブ、群像 )が動く時は、はっきりとO、L 動画と指示する事、曖昧なコトは先ず言わない。
作画を(一度でも経験が有り )知ってから絵コンテを描けば “作画の何が大変か” を 知っているので そのへんは無理は言わないのが基本。
○勿論 例外はアリます=*思い入れた拘(こだわ)りカットは さすがに無理を言うw
補足/例;人を見て=
ここ迄 この人なら(無理は承知で)やれるだろう、と思える人(ここが重要!)には!顔で笑ってキツイお願いをしますよー(笑)
何より画面ヲ、ピシッっと締めて有れば そこから無駄な動きは必要は無いハズだ、と(出崎画は)言ってるな~ と 今回、特に 思えました。
以上③話以降は感想をやるかは気が向いたらにしておこうっと。(自分のシーンの感想を言うのはこっぱずかしい(笑)辞めたい。
ガンバも含めアニメを夢中で観れた世代はホントに羨ましいよ~
良かったね~素直に観れたら幸せだと思う。
自分はなれなかったが ソレは宝モノ、 心の宝 “魂の宝島” だなって思った。
出崎さんには真にハートで向かい合いたかった
ソレを今なら出来るのに…と
まるで親に孝行をしたいアレ見たい?
いなくなって気付く親のありがたさ・・を ね。
ー終わりー
・・のつもりだったが やっぱ続けま〜す笑
その前に・・・
☕珈琲ブレイクしましょー(笑)
☆ 小林プロの取って置きの一枚絵デス
*お遊びしてますね~(笑)
これって男鹿さん描いたと思います?
普通は描いた人は別な人だろ〜う?
ソレがまあ常識なんですが…男鹿さんにとってはお遊びはごく普通な事なので本人が描いているのでは?
と思うのですが…
(或いは原図に描いて有ったまんまかも知れないですが…)
☆真相は藪の中‥と、しましょう(笑)
#3 忠太を救え!大作戦
(薬を探しに途中でイカサマの住んでるふるさとに…)ネコが出てくる!
ネズミが主人公のアニメに出てくるのは大たいに惡いと相場は決まってマスね(笑)
*悪いネコ~(笑)
立ち回りの末にイカサマも仲間入り。これで七人のサムライのように七匹の冒険者の旅は始まりを迎えたのだ…
#4 嵐にやられてメッタメタ
ポーボが言う=「風の匂いがへんなのだぁ」
乗り込んだ船に嵐がやって来た!
「嫌な目が出やがる…船が沈むと出やがった!」と =イカサマ
皆んな脱出したのに ボーボが居ない……?‥
と、話を紹介してもしょうがないので蛇足を、
ー出崎さんはパチンコシーンを良く描くが 打ってたのかな?(ジョーもそう)それも手打ちの時代ものデスよ〜(笑)
原画は一人「金沢比呂司」さんと出ていますがホントに一人原画なのかな?凄いデスね~。
宝島で一本描いた事有るが しんどかったもん (休みなく描いて40日かかったよー) 半パートがちょうど良いデスよって(笑)
5話につづくー
メモ/3
“ながれさんの補足” により 近藤喜文さんが E D の 原画を担当してる事が解りました。
↓*(流れものさんより参考Tweet)
*お名前は知っていますが生前の仕事で( 間接的に)自分との関わりは 4作のみでした、ど根性、バカボン、昔話、そしてガンバでした‥ 。
補足/アニメ界では 有名な人だとしても自分が出逢わなければそれは‥(残念ながら)ただ、通り過ぎて行った人にしか過ぎません…(コメントが 無くてゴメン〜💦)
他にもたくさんの上手い人に出逢いましたが アニメ界を離れた人、
そして亡くなった人も数多くいます・・でもその人たちはやはり心には残ってるんですね、そこが自分には大切なんです・・
只、唯一 荒木伸吾さんだけは 出逢いたかったなぁ…と
(仕事は重なっているのに)
全く会う機会が来なかったのは・・とても不思議だ。
(自分の少年時代の憧れを少し残したままで‥)
☆本題のノロイですが、このキャラの表現に1番こだわりを持っていたのは椛島(カバ)さんだと思う。
解りやすい絵で言うと「何処か口を歪めている』
止め絵と修正タッチは微妙にかすれ震わした線で出来ている。
(そこから言えるのはEDのノロイの口は歪めていること、椛さん絵だ)
*口を歪めたのロイ
勿論、近藤さんを含めての総合画面だが、ノロイは思いの外難しいのだ。
現場(主に椛島さん)指令により外注プロに代表を立ててくれ~
とお達しが出たらしい(各話作監の始まりだが名前は出ない)
ここでマッドは川尻さん(まとめ役みたいに)が代表になる。*最初はマッドの中の原画(新人も)をまとめて、途中から半パートで大橋と分け合ったのだが、現場お達しの為自分の原画もチエックしていたーそこで後の川尻さんを知っていれば解るように川尻さんもノロイには拘りを持ち、尚且つリアルな表現になっている。ノロイに関して言えば(マッド内はリアルノロイw)
一方カバさんノロイはソフトタッチと顔の歪みが特徴となる。
ダカラ今風だが一枚のノロイが出来る工程は→(設定)→原画→各代表→椛島さん。となります。(設定が無い時は→原画→各代表になる)
自分もノロイには苦労した、特にタッチ、カバさんタッチは真似られないくらいにデザイン的だ、
パリの石畳道を俯瞰で見た感じ ってのが近いかも(漫画でアシスタントがやらされたのと似てる?)
以上、誰が原画を描いても最終的にはカバさんノロイになるのだ、と思います。
ーこの項 了ー
🌸平成25年 四月 満開の桜とその桜が散ってしまった頃に記録する。
2013年4月17日時 出崎 統 さんの三回忌に。
ツイートより
*イメージの出崎さん↓
「
大橋 学 (マオ ラムド) 再4/22記録☆