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らむど夢幻 Lamdo Mugen

マオ・ラムド/アニメーター 大橋学のミニブログ

ソレでも【ガンバー】⁈



ガンバの冒険・・の頃

1975年~(結婚をしてからは最初の引越しをした翌年の冬の頃…)

長女の幼稚園が近くと言う事で住まいを決めたが‥仕事は順調にいってる とは言えない。

ーこの年は新しい長屋のような住まいから1月に書きためた絵の展覧会を阿佐ヶ谷の喫茶店のマスターの好意で
発表が出来たのはとても嬉しかった…

今でも良く覚えている、その時の懐かしい人たちに会えたからです。

ーそして…


夢から覚め 現実に戻り そこに 待って居るのは仕事であるー。


*そんな時期にサンライズの【勇者ライディーン】 1話に入った(アパートの一室で富野さんと打ち合わせをした風景は今でも記憶に残っています。)



そんな頃の記憶の・・・



ガンバの冒険



覚え書き/その ①



一度(2度目かも?)マッドを離れた後
に「勇者ライディーン」が合わなかったので降りたー後、
当時のマッドの社長(O)さんから連絡あったー

(大橋君に向いてるのが有るんだけど~)
「え〜っそれは何ですか?」

それが【ガンバの冒険】だった。

*今思いだすとこの電話は“助け舟”だった…何故なら その前の仕事は自分から辞めてしまい、(仕事を無くしたのだ!…呆れますw)そんな無職の男にくれた電話は??

Oさんの話しに 解ら無いなりに乗ることにした。(選らんでる場合でもないけど ・・笑)

あれやコレやと考えが 頭を掠めて行く・・
(自分が)元いた?東映との融合…?
「又何で杉野さんじゃ無いのだ?」

と 色々頭をかすめたのだが・・・

結果として、勿論そのミスマッチが

逆に燃焼要素だった気がする。


自分もそうだが、同じ半パートずつを分け合う形での 川尻さんも同じように【ガンバの冒険】はボイント となる作品だったのでは?と思うのです。


入る時に出崎さんにこんな事を言われた。


(東映の人と組むからどうかな~
とは 思うけど…
でもね 良い物にしたい!)
と。

*その時の流れでは【あしたのジョー】のような色合いは出したくとも(今は)出せないと、感じた。

○この作品では初めて?
注: (ジョー以後は「ジャングル黒ベえ」が有る)
今までの杉野カラーでは無いアニメとなるのだ


*何はともあれガンバ達は(新チームとして)船出をしたのである・・


/①了








ツイートからの/抜粋



ガンバの冒険 (1話を観た)

☆ガンバって頑張りやの「ガンバ」の意味だったのか?
一話を見て解った~w 
やった(担当した)話数しか観てないから…
1話を観ると画面設定が際立ってる事、
登場人物(ネズミ)が紹介を兼ねてるのでキャラの性格が解り易く、又 良く動いてること~>続く




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*あんぐり口を開けたまま長いボーボw



②>七郎さんが芝山さんの設定をARTといったのも頷ける(美術としてもARTだと思う)
しかしガンバ(出崎さん)ファンには申し訳ないが作画に関っている間では 楽しんで観るコトは一切無いです、(コレはしょうがない事>③

↓画面素晴らしい


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*シルエットが美くし



③> それより自分の描いた失敗の後悔がずーっと尾を引いてるからずーっと観れなくて何十年?も 立ってしまった
(もし、早く死んだら見返す時間はないと思う…)
でも幸いに生きている

○↓画面の緻密なL/Oは芝山さんと七郎さんのART❕


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*カメラ引くとこーんな!w



④≫ーガンバの冒険
でも幸いに今を生きているのです‥
それは出崎さんを改めて感じる事にもなるのだし…
もう一度 噛み締めて観なさいと言われてるようにも思えてきました…。

*思い出やらを忘れる前に書いて置かないとね、そのうちに…。




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*絶妙コントラストと揺らぎ感




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*L/O 奥から船員のからみあり


覚え書き/ その②


○注: 以下実名で芝山さんと椛島さんのお話が出て来ますがコレはあくまでも大橋学が記憶している想いでに過ぎませんから…その辺お許しを‥とは、言っても悪い事なんか何にも無いですが(笑)💦


☆その元東映の椛島さんと芝山さん
(お二人共に大塚康生さん近しの人だと思っていた)

カバさんは009で一緒だったので知っているのですが、芝山さんは別のチームだったので
(但し上手いと言う噂はその時既に有りました)


芝山努さんのレイアウトの最初の数話は 動きのポイントも入れて有りました、今でもそのレイアウトの記憶が有るのがスゴイですね~w


岩場に波が「ザバー」とぶつかりそして波が引けるまで(チョロ水まで)描いて有ります。


あと記憶に有るのは「ノロイ島」の(全景)

島の形が「動物」の形をしていた、



以後は、慣れた原画チームには「L/Oは極端に少なくなり 半パートで5枚位になり、何処かの後半パートから一枚も貰えなかったのです。

(L/O無いんですがー)と芝山さんに聞いたところ「別にそんなシステム(全部出すと言う)取って無いんで…」

て、言われちゃいましたが・・・


今考えて見れば、
(L/Oが)有れば甘えが出てしまうし、
後半は皆が乗れたのもそれぞれが自主的に目覚めたのかも知れないです。



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小林七郎さん美術。
ほぼBGオンリー(真ん中の部分のみ揺れあり)




*【宝島】のOP/EDもそうだったように すべて見捨てられる状態に置かれることにより

結果として誰も頼らない自主性が生まれる。


◎カバさんも芝山さんも出崎さんの「絵コンテ」から良い意味で「噴火」したのだな~と感じていました。

みんな「ダイレクト」に「大噴火」出来たのかもです。しかしその「起爆剤」はもちろん出崎統さんです。


最初思った心配は全部良き方向に向かって行ったのが
ガンバの冒険】なんだと、今は思っています。

そんな情熱作品は若い人に、やはり観て貰いたいと思うのです。


出崎 統 監督作品 の

ガンバの冒険】は・・

オール個人(Artist)の「エナジー融合体」のようなアニメーション!・・だからこそ!!



この章 /了



ガンバの冒険】EDより

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*改めて描き絵枚数数えてみたら
5枚だった(1枚目の横パン画のみ
紙を付け足して有り、それほどの長さが必要だった。と言う事でしょう)


○☟通常のEDでは無いのですが、たまたま自分の原画シーンが多かったので貼って置きます(但し、ノロイのUPサイズには修正バッチリ入ってた~苦笑)💧





*最後迄読んでくれてありがとうー、
ガンバをもう一回観ようと思います。

今は亡き出崎さんの事も又違った印象に変化するのかも・・・?

それは観てからのお楽しみ、又続きを書きたくなったら書いて見ようかなと思います・・
またはそれらを飛ばして【宝島】にするかも知れませんが・・あしからずw


大橋 学(マオ ラムド)

平成25年  3月の終わりに記録